駆け出しコンサル、寝ながら殖やす

駆け出しの人事コンサルタントが★インデックス投資★ソーシャルレンディング★で「寝ながら殖やす」ことを目論むブログ。

「カモれる」客がフィンテックに食われ始めた。いつ抜け出すかが重要だ。

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LINEでも投資ができるようになりました。楽天でも楽天ポイントで投信が買えたり、ポイント自体を運用できたりと最近慌ただしくなってきています。IT業界を中心に、Fin-Techの旗印の下、貯蓄のある世代だけでなく若者にも参加させようと必死です。そしてそれは、企業側がそこに儲けられるチャンスがあると見ているからであり、逆に言うと「カモれる」客がいるということでもあります。

 

 

フィンテックは世界を変えるか

リテール金融はサボり過ぎた

私は今でも金融業界が好きです。就活でもメガバンクや証券会社ばっかり受けたし(受からなかったけどw)今でも、金融の案件には機会があればアサインして貰おうとしています。大好きだというのは前提で、です。

金融は高度な頭脳とITの塊だと思います。リーマン・ショックの元凶ともなったのは金融工学、送金やらなんやらグローバルで処理するためのネットワーク網、超高速の証券取引を支える巨大サーバーなどなど。詳しくは知りませんけども、お金を扱い、情報量が常態的に多い業界ですから、安心・安全の面で、ITでも高度であると思います。(別に自分たちで作ってる訳ではないんだけど・・・)

しかし最近のフィンテック企業の動きをみると、ハッとさせられるというか、そういえばそんな不便なこともあったな、と感じることが多いです。生保もそうですが、とにかく人員を確保し、人海戦術で個別に当たりに行って、あの手この手で口説き落として契約、投資してもらうという活動へ異常に偏っていないだろうか。そしてなぜ銀行の窓口は15時に閉まるのか。理由が知りたいのではなく、1時間でも2時間でも伸ばすことが可能になるようにしてきたのか、という思想の所です。「1円でも照合がずれれば帰れない」とか聞きますが、だったら現金なんか無くそうとか考えたらよかったのです。(無論考えていたとは思いますけど。)何はともあれ、今年の新規採用者数でメガバンクは激減。RPAへの代替と、支店や機能の統廃合で人員数を削りに行っています。

新興企業がメガバンクを駆逐する日

メガバンク系との仕事もしますが、世間でやーやー言われる程、危機感は感じてないとお見受けします。私も前職は結構希少な成長力を持っているベンチャーにいました。(ユニコーンに比べたら屁の突っ張りですけど。)でも結局売上高で100億とか200億とか300億とか・・・そんなの彼らからしたら「鼻くそ」みたいなもの。何ならアウトオブ眼中、見えてすらいません。そう感じます。

そんな感情を抱いた時に、金融で言えばフィンテック、他の業界でも何ちゃらテックの新興企業が、こういうデカイ会社を下からアッパー食らわして欲しいと思いました。これは全くの個人的思考と感想ですが、余裕ぶってる態度です。シャープが吹っ飛び、東芝が吹っ飛び、もうどこが吹っ飛んだ所で関係無し、全く自分たちの番だと考えられない。(勿論全員じゃない訳ですけど)世界中のユニコーンが世の中を変えていますから、日本でも大企業を引きずり下ろす位のベンチャー企業に期待したい所です。

まずは「カモれる」客が食われ始める

手数料での人事評価を転換する金融業界

前段が長くなりましたが、直近で銀行、証券会社で人事評価から手数料の項目を外す所が出てきました。顧客からの預かり資産で評価をするように変えるということです。手数料目標の場合、ノーロードではない投資信託を売る事になり、既存顧客の場合は回転売買させなくてはいけません。保有投信の損益が各社出そろったタイミングで、独立系投信会社の数字が良かったことから、時代の流れとして決定付けられたように思います。こうした動きから言えることは、やっぱり客をカモっていたということでしょう。

手数料の場合は売り切りですから、売った後に市場価格が下がろうが知ったことではありません。勿論継続的に付き合う上では知らんぷりはできませんが、ある意味、営業マン個人の人望によって、客の怒りを受け止め、取引を継続して来た訳です。でも結局の所、散々回転売買が投資家のためにはならんと言うことが言われ始め、全国的に損益分布が出てしまったので公に損をさせてましたと認めなくてはならなくなったのでしょう。基本的には正しい動きだと思います。

残高の人事評価はメリットか

預かり資産による評価は良いとしても、じゃあカモらなくなったのかと言えばカモらざるを得ません。彼らの給与は高い。メガバンクにさえ入れば年収1,000万は固いですからね。そんな給与を維持するために、手数料を削った後どこで回収するのか。どの道信託報酬の高いものを売らざるを得ない。とてもインデックスファンドで採算に合うとは思えないですからね。証券リテール営業にありがちな「客をだましている気がする」という感覚は残り続けるでしょう。

最初は「カモられる」しかないと思う

翻ってLINEや楽天など、最近投資をしたことが無い若者に受けそうなサービスが出てきました。楽天に関しては楽天スーパーポイント関係ですので、比較的既存のネット投資家向けでもあります。LINEスマート投資は、テーマで区分された個別株への投資の様ですね。

invest.line.me

ド素人はカモられます。LINEで、と言うことではなく、既存の証券会社でも何のフィンテックでも同じです。基本カモられるのです。私もカモられてきました。重要なのは自分がカモられているといつ気付くか、です。

「カモ」からの卒業

「カモ」からの卒業には、若干の「勇気」「好奇心」「向上心」「違和感」が必要だと思っています。

  • 若干の「勇気」

何かを始めたりするのに必要です。口座を開設する、投資をしてみる、本を買ってみる、人に聞いてみる。一歩を踏み出す為に必要です。

  • 若干の「好奇心」

これってどうなってるんだろう?です。なぜ儲かったのか、なぜ損をしているのか、なぜみんなはやっているのか、やっていないのか。少しの好奇心が、新しい扉を開いてくれます。

  • 若干の「向上心」

もっと知りたい、もっとやりたい。勉強も、投資規模も増やしていく。どんどん目標に向かって進んでいく、そんな気持ちが大事。

  • なんとなくの「違和感」

一番はこれだと思っています。なんとなく「おかしい」、これを大事にしたいと私も思っています。直感的に感じる違和感は、何かを示しています。杞憂ならそれはそれで良いこと。何かあってからでは遅い。なぜそんな稼げるんだろう・・・なんかおかしいな、です。 

資産を守るために

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自分や家族の資産を守るのは、自分しかいません。有名な会社だろうが、ブロガーだろうが、何であっても自分や家族の資産に責任など持ってくれないし、持ちようもありません。皆がそれぞれポジショントークしてると思った方が良いのかもしれない。こんな感じです。 

結局書いている本人は年収300万どころではない。こういうことです。良かれと思って言っている風ですが、何らかの収益を、言っている側は受け取っている。私に対するボランティアは成り立たん、と思う訳です。 

最初はカモられても仕方がない。でもそれをそのまま放置すれば食いつくされてしまう。別に1年かかっても5年かかっても構わないので、カモからの脱却を図りたいです。