駆け出しコンサル、寝ながら殖やす

駆け出しの人事コンサルタントが★インデックス投資★ソーシャルレンディング★で「寝ながら殖やす」ことを目論むブログ。

大多数の人間は、転職してすぐに我流を出すべきではないと思う

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コンサル業界は人の流動性が高いこともあって、私が転職してから続々と中途が入社するものの、残念ながら僅かな期間でアウトしていく人たちもいました。良し悪しはともかく、入社時に学歴で足切りするような業界ですから、そこを通るということは昔から頭が良く自分に自信のある人が多いのでしょう。ただ「頭が良い」ことが珍しくない環境である以上、大多数の人間はいきなり我流で何かをしようとしない方が良いのではないかと考えています。

 

郷に入りては郷に従え

ことわざは本質を捉えたものです。価値観が多様化している昨今、「郷に入りては、郷に従え」などというとブラック企業か、と言われそうですが、まだ決して廃れた言葉にはなっていないと思っています。また転職市場が成熟しつつあり、終身雇用で新卒から定年まで勤め上げるという概念が私達世代にはあまりありません。(ただ大企業に入るような場合は未だに根強いでしょう)

コンサル業界に関わらず、転職においては必ずしも新天地で自分が特別な存在になるわけではありません。人材紹介会社からヘッドハンティングだと言われることもあるでしょうが、残念ながらほとんどの場合、大量のデータベースからマッチング出来たその他大勢の中の一人でしかないわけです。バイネームヘッドハンティングがされるような人は、やっぱりごくごく限られています。

誰もが舌を巻くような超絶な能力を有していれば、転職初日から社内をかき回し、制度を、社風を変えて行けばいいと思います。こんなやり方は時代遅れだ、おかしい、もっとこうすべきだ、なんでも言いたいように言ってください。何だコイツ、と思われた所で、圧倒的な成果の差で周囲は閉口せざるを得なくなります。あくまであなたが「超絶な」能力を有していれば、です。

我流でしか資料を作らない人間

世の中こんなにも「従う」ことを知らない人間がいるのかと、外の世界に出てみて初めて気付きました。とある方は一流大学、一流大企業のご出身ですから、たいそう自信があったのだろうと思います。全くマネージャーに従いませんでした。

資料のレイアウト、配色が我流一辺倒。しかもそれがハイセンスであれば文句は無いのですが、汚いことこの上ない。パワーポイントの標準機能しか使わなかったとしても、もう少し綺麗にできるよね、と思うレベルです。オブジェクトのサイズも揃えようとしなければ、矢印も方向・長さは好き放題で、複数本を同一スライド内に引きまくります。どれがどこを指しているのか全く分からないのです。

「前職では~だったから」は理由ではなく言い訳

また別の方は入社後早速「こんなやり方はおかしいと思う。前職だったら怒られてますよ。」と愚痴っています。申し訳ないのですが、前職がどうだったかなどと誰も聞いていない。しかもコンサル未経験の人間です。前職の知見は存分に生かせば良いと思いますが、やり方まで取り入れてくれなどと言っていない。そもそもやりたいようにやりたければ、稼げるようになってから言え、ということです。

コンサル会社は事業会社と逆で、営業は上の人間しかしません。偉い人たちが案件を受注して、下っ端をそこにアサインする事で案件を組成します。要は下っ端は偉い人たちに食わして貰ってるんですね。下っ端は、管理会計上だと収益貢献していますが、財務会計上だと売上0です。コストセンターでしかない。

「前職では~」が口癖のような方がいらっしゃいますが、即刻止めることをおススメします。まずもって興味がない。そしてやらないことの言い訳にしかならないと思います。

自分が「超絶」優秀かを今一度考えるべき

従え、というのは非常に保守的で旧態依然としているかと思いますが、権利を主張する前に義務を果たすべきだと思っています。何も永遠に従った方が良いなどとは思っていません。とにかく受け入れてみることです。やってみても「おかしい」と思うことは必ずあるはずですが、上位者に食わして貰っている以上、訳の分からないワガママで立ち向かうのはおススメしません。やりたいようにやりたければ、自分が案件を組成する側に一刻も早く行った方が良いです。ではどうやってなるか。今は従って「こいつは使える」と思って貰うことです。上に行くには上の人間の支援が必ず必要ですから。

転職の面接ではあなたは主役だったと思います。会社も「是非ウチに来て欲しい!」と言ってくれたことでしょう。ただ実際に入社した後は立場が逆転します。そして何より、同僚は別にあなたを欲しいとは思っていません。上が勝手に採用しただけなので。

自分が「超絶」優秀かどうかを今一度冷静に考えれば、今押し通すべきか従うべきかが分かるはずです。