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ソーシャルレンディング投資戦略概論

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遅延勃発中のソーシャルレンディングにおいて、今後どう付き合っていくのかを考えたいです。どんなに高利回りであっても、元本が毀損してしまえば一撃でトータル収支はマイナスに落ち込むはずです。利回り勝負も重要なのですが、所詮10%が関の山であり、利回り数十%以上もありうる株式同様に勝負するには、上限がきついかと思います。私は比較的ソーシャルレンディングについて、希望的観測ではありますが明るい未来を信じているスタンスです。それでも元本を失ってしまってしまうのは話は別と考えています。

 

ソーシャルレンディングのメリット

まずはソーシャルレンディングのメリットから。何となく今の情勢を踏まえるとメリットって何だっけ、状態ですが、現に今も投資している訳なので、以下のようなメリットはあると考えられます。

高利回り

基本的に高利回りの案件が多いです。海外関連の案件中心に利回り10%前後までラインナップがあります。国内案件でも利回り4%だと低めな印象、通常5,6%と見て良いでしょう。一般的な債券などに比べても高い利回りです。

日々の元本変動がない

市場で取引されていないため、基本的に日々の元本に変動はありません。人にお金を貸している状態ですので、日々損した得したを経験しなくて済みます。勿論、元本に毀損があると分かる時も実際起きてからですが・・・。

ポートフォリオの分散

株式、債券などにプラスできる別のリスク資産であるとの認識もできます。ソーシャルレンディングの場合、不動産関連の案件が多いためREITの色もありますが、案件自体は事業性ローンなどもありますので、ポートフォリオのスパイスになりますし、全体のリスクの動きに別の動きを加えることにはなるでしょう。

比較的安全性がある※要注意 

今となっては疑わしい局面もありますが、比較的安全性の高い位置付けになります。あくまで元本保証型の金融商品ではないため、現在起きているような遅延によって利息が吹っ飛んだり、元本が吹っ飛んだりする危険性は十分にあります。なので、預金位だと思うと痛い目に会いますが、個別株式投資をするよりは、という印象はあります。

ソーシャルレンディングのデメリット

こちらも今となっては揚げ足取りレベルで掘り起こし、つつかれるデメリットです。深刻さという縦方向のデメリットの深堀り方もありますが、一旦は箇条書きで行きましょう。

案件自体の分散ができていない

意外と案件が偏っています。貸出先の不動産、もしくは会社がモロ被りしています。案件を良く見ないと、既に投資している案件の第○次募集にまた投資なんてこともざらに起こるはずです。1社ダメになると全部ダメになる、の論理では困るので、そういった意味で案件の数を増やして欲しい所ですが、現在の所、各社各様ではあるものの、個別企業ごとではリスク分散が弱いと感じます。

経費の高さ

ソーシャルレンディング会社の口座からお金を戻す時に普通に手数料を取られます。例えばアメリカンファンディングでは、3万円未満の払い戻しで最大540円、3万円以上で最大756円と破格の手数料がかかります。これは銀行側の手数料ではありますが、正直3万円未満で540円って2か月分位の分配金の金額です。感覚的には、1回入れたらもう引き出せない、そんな印象すら持っています。

途中売却ができない

ソーシャルレンディングの案件の貸出期間は概ね3ヵ月~24か月程度まで幅広いのですが、投資開始後は終了するまで引き出せません。市場で売買されているものではないので流動性は無くて当然なのですが、ホントに何もできない。危ないと思って引き上げようと思ってもすぐには動けないというのはコイツが原因です。

何に貸出しているか分からない

まさかの項目ですが、基本的に分かりません。投資家の中には、対象物件などを特定されている方もいらっしゃいますし、会社によっては具体的な物件や会社の名前を出している所もありますが、基本的に分からないことの方が多い印象です。勿論大まかな所で情報開示はされていますが、具体的に何か、が分からないということです。

ソーシャルレンディング投資戦略

会社、案件を分散させる

インデックス投資に通じている部分ですが、ひたすら分散です。しかし注意しなくてはいけないのが、デメリットの所でも書いた、案件自体の分散ができていない、という所です。現状ですと会社ごとに特色は出せているようなので、案件ベースだけでなく、会社ベースでも複数の投資を行う必要が出てきます。

しかし今、maneoファミリー全体がどうなの?と思われている節もあり、会社ベースでの分散も関係性を加味した所までやらなくてはいけない可能性があります。maneoを中心としたあの繋がりは便利なことも多いのですが、逆に腐ったミカンが全部腐らせる危険もあり、一長一短であると改めて再認識しました。

短期間案件に投資する

目先のリスク低減には、これだと思います。2年貸すよりは3ヵ月の方が、何か起こる可能性は低い訳ですから。ただし3ヵ月や6カ月の案件が豊富にあるかと言われると微妙で、1年以下の括りですら若干の苦労はあると思います。

またソーシャルレンディングの場合、投資期間の長短関係無しに、同じ投資内容でも利回りが変わらないなど、よく分からない案件もあります。現在の案件を見る限り、投資期間の長短で利回りが大きく変わる印象は無いため、まずは元本を守るために期間の短い案件が優先されます。

神話を捨てる

ソーシャルレンディングでは遅延が発生すると認めることです。融資の専門家である銀行ですら不良債権を貯め込むことがあるわけですから、何やら貸倒0とか遅延0とかにこだわる必要なんて一切ないじゃないかと思っています。そもそも元本保証だとは謳っていないので、もはや全てのマイナス事象が0なんて神話以外の何物でもないと思いますよ。もちろん遅延なんて起こされた暁には大批判されてしかるべきですが、批判する方も過度に安全だと思い過ぎている場合は、それもそれで大問題だと思います。

ソーシャルレンディングから上手く利益を得られるよう、考えることが必要なようです。

 

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