極東のインデックス投資家―50年ビジョンー

運用期間50年を見据えた超長期投資の運用記

【Greed is bad】米国株を信じない者は救われない

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バンガードETFへの乗り換えを検討するに当たり、哲学論争に突入していました。

 

shiawase-investor.hateblo.jp

米国株を信じる者は救われる

結局アメリカ株への信頼度が、どの程度強いのか、ということです。私の信条は全世界分散投資でしたが、ここ10年位でアメリカ株の強さが異常だったため、結局S&P500のみに投資した方がリターン良かったね、みたいな話に惑わされていた訳です。

少なくともここ10年、20年くらいでは、米国株を信じる者は相当救われたようです。

私自身もアメリカの強さがそう簡単に揺らぐとは考えていません。経済を支えるあらゆるファクターで、明らかな優位性があると思っています。しかし、一方でインデックス投資家の性ですが、他の株にも分散投資しておきたい。

哲学論争の発端はこれです。

米国株を信じない者は救われない?

少なくとも、逆に言うと米国株を信じない者は救われていません。有名投資家の方が言うように、敢えてリターンの低い国に投資している、という事象を起こしていた訳です。

たしかに、分散投資の欠点は伸びる市場にだけ参加している訳ではないことです。伸びない競争力の弱い国にも投資している訳ですね。

しかし、国を各企業の銘柄と置き換えれば、結局は分散投資そのものの論争になります。

インデックス投資の命題は「優良企業株だけを選ぶ事はできない」ということであり、その点、どの国が一番伸びるか、という事だけを予想するのは個別株投資となんら変わらないことだと気付きます。結局選べないのです。

昨今の米国株最強説も、ある意味Google株を上場時に買っておけば儲かった、おれはそれを信じて保有していたぜ、という話と変わらないように見えます。

たしかにGoogle(だけに限った話ではないが)はどの企業より伸びたかもしれませんが、今となっては過去の株価推移からそういえるわけで、まだ無名だった彼らに今と同じ自信で投資できているかは当時では難しいと言えるでしょう。

これはモノは云いようの世界であり、正解があるないの話ではないでしょう。

結局米国株投資家からいえば、それだけ米国株の強さを信じているからこそ、今の投資手法を採っているわけであり、信じる者は救われないとわかっても分散投資するのがインデックス投資家(それも原理主義?)です。

Greed is bad.な結末か?

ある意味、全世界への分散投資は強欲過ぎる戦略でしょう。S&P500の構成銘柄を見れば、ほとんど世界はこれらの企業で動いていることが分かります。

勿論、比肩する企業で漏れている企業もあります。結局私が哲学論争にはまったのは、これら漏れている企業に投資しなくていいのか、という点でした。

つまり、強欲なのです。

投資は儲かる儲からないが全てですが、長期投資、それも"超"のつく期間を想定する私にとっては、続けられることが一番重要だったりします。

その点において、S&P500だけに投資し続けることは、精神的な突っかかりができてしまう様な気がします。

正直、今はまたVTに心が動いています。