私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

アメリカだけでなく全世界に投資する理由

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私はインデックス投資がメインですが、投資地域は全世界指数で、特にアメリカだけに限定していません。

このスタンスだけは投資開始から10年以上経っても変わっていませんし、特にブレたこともありません。

 

アメリカ最強説

この直近10年くらいは米国株に投資していた投資家にとって、最高の期間であったでしょう。

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S&P500とTOPIXの10年チャートですが、日本も意外と頑張っているものの、S&P500は頭一つ上を推移しています。

実際にはアメリカ以上の成長を見せた国もあるようなのですが、国としての地力や安定性を踏まえると、アメリカが最強だった、ということだそうです。

アメリカ以外のクズ株たち

収益性の観点だと、アメリカに全振りしていた方が儲かった、ということなので、アメリカ以外の国に分散投資をすると、もろもろ利回りは低下する、ということになります。

無論日本株も含まれますので、アメリカ以外に分散投資をすることは、自ら進んで利回りを落としに行ったとも言えるわけですね。インデックス投資の場合は、しょうもない国、しょうもない企業の株も買い漁ることになるので、必然的に最も調子のいい国の指数に比べれば「常に」劣後します。「常に」負け続けるわけですね。

過去の事実と将来

というのが、「過去」のお話です。この10年はそうでした、という紛れもない事実。

あとは将来どうなるか、ということです。

そもそもインデックス投資自体が過去の経験から最も最適だといわれている手法なので、過去が将来にも続くと考える、想定するのは自然な発想とも言えます。

ただ私の場合、アメリカの強さとか内在する成長力の高さに関しては一定程度信じているものの、そこまで一極集中させるほどの義理はないです。

ここ5年、10年程度でアメリカが凋落して、しょうもない国になることはないでしょうが、20年、30年と言われると良くわかりません。だって30年前って1990年。そのちょっと前までは日本が世界一だったんですよね。いつまでもアメリカだけが強いかどうかは「誰にも」わからないと私は思っています。

お好みでどうぞ

とはいえ、今や米国株への投資が身近になり、投資初心者が一発目で海外ETFを買い付ける時代なので、アメリカが最強だと思い続けられるならば、VOOでも買ったらいいし、そこまで信じる義理がないのであれば全世界に投資すればいいと思います。

全世界に投資する場合でも、半分以上が米国ではないか、という話もあるのですが、加重平均ですから仕方ないですよね。世界の平均値を取ろうとすれば、計算上はそうなるというだけの話です。

逆に言うと、株式インデックス投資において、米国集中かそうでないかの話は投資額の半分をどっちに振るか、の話だということです。いずれにしても投資額の半分はアメリカですからね。

どちらかというと米国株集中の方が世の中の主流っぽいですから、世の流れに乗るのはアリだと思います。投資開始してからもどっちにしようかと悩むくらいなら、仲間が多い方がいいんじゃないでしょうか。

 

 

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