私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

Walt Disney Company (DIS)2022/Q2で気になるところ

保有株の一つであるWalt Disney Company (DIS)のQ2決算が先週くらいにありました。カンファレンスコールで気になったこと備忘録です。

 

2022Q2カンファレンスコール

パークでは、一人当たりの消費額が2019年比で40%以上

国内パークの一人当たりのゲスト支出は、入場料、飲食、商品など軒並み増加し、2019年度第2四半期比で40%以上、2021年度第2四半期比で20%増加

結構すさまじい。客数ではなく支出ベースなので、ここぞとばかりにパーク内で消費していますね。気持ちはわかります。

 

Disney+の新規加入者は790万人、Disney+加入者の約半数は子供のいない大人

ここはストリーミング業界としてみられるところで、新規契約数の増加が鈍化したりましてや減少に転じると株価に直撃する項目。

とは言えいつかは鈍化するのが当たり前なのでチキンレースみたいで、個人的には好きなKPIではありません。

ディズニーと言えば子供向けのイメージが先行するのでしょうが、実態は大人も見ていますよ、ということでディズニー好きも去ることながらコンテンツもアニメーションだけではないのでファン層は年齢問わずということでグリップの強さでしょうか。

 

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アメリカではもうそろそろ導入し、海外展開が進むようですね。ストリーミング企業であればどこでも考えることですが、我が家はどうしていきましょうかね。

 

今年は「オビ=ワン・ケノービ」「Ms.マーベル」「ライトイヤー」「ソー:ラブ&サンダー」「ブラックパンサー」等、非常に強力なタイトルが目白押し

個人的にはオビワン、ライトイヤーが注目タイトルですが、確かに目白押し。このあたりのコンスタントな注目タイトルリリースがディズニーの強さであると思っています。

こればかりは一朝一夕にマネできる話ではありません。

 

ESPNの視聴率は、ライブイベントとスタジオ番組の両方で2桁上昇

ストリーミングの別ブランドですね。よく分かってませんが、いわゆるディズニーとは客層が異なると思いますが、こちらもこちらでしっかり成長しているようです。

 

当四半期、国内パークは来客が2019年の水準を上回った日が多い

これもすごい。(来客なのか何なのかは原文をもう一度当たりたいですが)コロナ前と比べても比肩してきているということなので、パーク部門はかなり強い印象を受けます。

 

海外パークでは、第2四半期にオープンし、前年同期に閉園したディズニーランド・パリの成長により、営業成績は前年同期比で改善。アジアのテーマパークの閉鎖により、第3四半期の営業利益に前年同期比で最大約3億5千万ドルの悪影響が出る可能性

いま中国はロックダウンなどありますので仕方ないですが、パリはパリで好調そう。東京ディズニーリゾートは直営ではないですが、まぁ実際に行ってみても好調な感じは受けますよね。

 

2024年度までに2億3000万から2億6000万人のDisney+加入者獲得の長期的なガイダンスに自信あり。Disney+は2024年度に黒字化を達成見込み

Disney+が24年に黒字化。成長のために利益度外視みたいな状態がストリーミングだと思うので、そちらも利益が上がるようになればいよいよEPSも大復活でしょうか。

逆に言うと利益の伸びしろはやっぱり大きそう、つまりコロナを経て企業としても進化してくれているのかもしれませんね。

 

中国での映画製作が引き続き困難でも、中国の興行収入は他国より比較的低い

中国の影響がどれだけあるか、ですが比率としてはそこまで高くないのかな。とはいえパークもありますから、重要な市場には間違いないでしょう。安全保障などの観点から、国家間での安定も肝になってくるでしょう。

 

まとめ

数値的にはイマイチでしたが、内容を聞くとディズニーの内在的な強さを感じる内容だったのではないかと思います。

コンテンツに関しては世界一だと思いますし、やっぱり歴史もありますから自分たちの強みを存分に使いながらマネタイズしていくことは上手いのかなと。

個人的にはオビ=ワンはじめ注目タイトルがあるので、そちらは投資関係なく見たいということと、やっぱりストーリーテリングが非常に上手い会社だなと毎回感心しています。

引き続きホールドします。

 

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