思うところがあり、米国個別株の投資方法を再考しようと考え始めました。
株価の下落が要因の一つであることは間違いなく、株価の下落によって保有銘柄の見方が変わってしまうのは宜しくないことでもあります。しかし翻って、それはどんな状況でも自信をもって投資できる銘柄ではないものが混じっているからとも言えます。
自信のない銘柄が混じっている現状
含み損益も要素の一つではありますが、自信をもって投資できていない銘柄が混じっていることを改めて感じています。
具体的にはセールスフォース(CRM)などです。
個別に挙げればキリがないのですが、自分の中で曇りなく保有できているものとそうでないものがあり、何となくうやむやにしながら、時に株価の上昇によってかき消されながら保有していました。
下落局面である今、改めて自信をもって買い進めることができない銘柄は、本当に保有する必要があるのだろうか。そんな自問自答をしています。
”自分の”投資軸をしっかりと持つこと
私はインデックス投資からスタートしており、現状も絶え間なくインデックスに資金を投入し、ポートフォリオの半分以上を占めています。
またオルカンをコアに据えていることから、世界中の企業に投資をしており、間接的にはすべてに近しい数の個別銘柄を保有していることになります。
個別株への投資は、その時価総額加重平均に手を加え、一部の銘柄のウエイトを高める行動であると言えます。ある意味、あえてウエイトを高めることでリターンを市場平均から乖離(結果として上にも下にも可能性はある)させようとしているわけです。
ですから、個別株投資をする上では、なぜあえてそのような手を加えるのかを今一度考えた方がいいのではと思った次第です。
投資軸は人によって異なります。
ハイグロースを含むグロース株、バリュー株、高配当株、小型株、大型株、短期鞘抜き、長期投資・・・などなど、それぞれ軸となる基準を設けて投資をされているものと思います。
そんなことを考えると、自分の個別株投資の軸は何なのだろうと改めて疑問に思うようになりました。ハイグロースもある、高配当株もある、バリューもあるでしょう。結局その時々で欲しいものを欲しいように買っているだけではないか。故に環境変化があるとマインドや見方が変わり、手放そうかと頭をよぎる瞬間があるのではと思うわけです。
何が正解かは将来振り返った時にしかわかりませんが、"自分の"投資軸を決め、それに沿って納得して投資ができる環境づくりが大事なのではないかと、基礎基本的なことですが改めて感じました。
再考に向けて
再考するにあたっては考えなければならないことがたくさんあります。
そもそも何のために個別株投資をするのか、から始まり、何を基準に銘柄を選定し、何を基準に売買するのか、ポートフォリオの割合や保有銘柄数、その他基準や目安を固めなくてはなりません。
また一朝一夕にできるものでもないと思うので、徐々に固めていければと思っていますが、まずは現在の保有銘柄の振り返りと再度の投資判断が必要になるでしょう。
けっかとして 銘柄の入れ替えが発生するため、新規投資の銘柄も探し続ける必要がありますが、現保有銘柄を整理しないことにはポートフォリオがカオスになってしまいます。まだ具体的な作業はしていませんが、今後着手しようと思います。
過去に1度ポートフォリオの大変更をしています。今回は2回目になり、長期投資の観点ではマイナスな行動の可能性が大いにあるものの、これからの将来に向けて自信をもって投資できる環境づくりは、きっと良い行動になるものと信じています。
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