足元の相場は厳しい状況です。まともに利益を出している優良企業株ですら大きく下げている中、ハイグロースやテーマ株に手を出している余裕はないように見えます。
2021年、ハイグロース株のブームとともに注目を集めていた宇宙株に関心が湧いてきました。
テーマ株としての宇宙
宇宙関連の企業はいくつかあるようですね。ざっと検索してみました。
当たり前ですが結構ありそうです。既存のロッキードマーティンなどの企業も入れればもっとあるでしょう。
昨年SPAC上場したような会社もありますし、そもそも大企業でなければ利益どころか売り上げもこれから、というようなフェーズの会社になるようです。
ギャンブル的な投資
前述の通り、現段階では利益以前に売り上げが立つかどうかのフェーズの企業も多く、そもそも宇宙事業がどう展開していくのか、またその中でそもそも今上場している会社で生き残るところがあるのかすら定かではありません。
スペースXにでも投資するのであれば話は変わるのでしょうが、基本的には予見性の低いギャンブル的な投資になるのではないかと思います。
また何より足元の相場は、このあたりの株を買えるような状況ではなく事業の成否と合わせて株価としてもいつ日の目を見るのかわからない状態だと思います。
どの道、ハイグロース株の騒ぎではないほどギャンブル性の要素は高いだろうと思います。
未来に備える
とはいえ、ウクライナ侵攻でも再認識できたように宇宙空間での事業の可能性はかなりあるように思われます。国防の観点では、従来の陸海空に加えて、サイバーと宇宙も新たな空間軸として入ってきています。
地球上のリソースが有限であるという点からも、物理的空間として宇宙へ展開していく未来は大きな方向性ではあるように思います。
もちろん、事業としての成功や産業としての拡大がいつになるのかはわかりません。
関心をもって見ていきたいですが、リスクとリターンは踏まえた上で、投資するのであれば自分にとって適切な範囲で実行していきたいです。
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