個別株の取り扱いに苦慮しています。そもそも個別株に投資する意味は何なのか、何を目指しているのか、どんなスタイルで投資するのか。
個別株歴がまだ浅いため、これも一つの進歩に向けた悩みであると思います。
インデックスに勝つのは容易ではない
周知の事実として、機関投資家も含めてインデックスに勝つ、ましてや勝ち続けることは容易ではありません。
ヘッジファンドなど、グローバルレベルで優秀な人が命を削って立ち向かっても惨敗していく世界です。そんな中で個人投資家がインデックス以上の効率を発揮して個別株投資で資産を築いていくのはあまりに無謀だとも思えます。
私は元来インデックス投資を信じており、現在まで続けてこられたのもその信仰があってこそです。敢えてETFによるインデックス投資でなく、投資信託を用いているのも効率を考えてのことであり、自分の中でも最適解はオルカン100%のポートフォリオではないかと感じているのが正直なところです。
それでも投資は楽しいですから(その何倍も辛いことはありますが...)個別株にどうしても投資したくなってしまう。その欲望に負けている形になるでしょう。
資産形成のための取り組みで趣味を優先するのか
投資は趣味、個別株は趣味、という片付け方は簡単です。結果はどうあれ趣味なのだから、で全部逃げられるからです。
ただなぜそもそも投資をしているのかと問えば、資産形成のためにしていることであり、資産の増加こそ最優先事項となるはずです。そんな中で、自分が凡人であり特別な才覚がない前提と、指数に勝つ投資がいかに難しいかを信じている前提をおけば、個別株に投資している合理的理由は何もないことになります。
結局のところ、個人投資家は自由に外圧なく投資ができることが強みであって、何も指数に勝つ必要はないというのも一つの答えだと思いつつ、わざわざ手間をかけて個別株に投資し、インデックス以下の資産形成スピードをたたき出すのが正当化されるのか、まだ自分は悩んでいます。
個別株の投資軸
とはいえ、浅い個別株投資歴の中でも日米問わず指数以上に上昇する銘柄を引き当てたことがあることも事実であり、またホームランを狙うような投資はインデックスではできないことを考えれば、ワンチャン狙いの投資もポートフォリオ管理の下において実行する分には意義があるとも思います。
究極的にはオルカン100%が最適解であったとしても、個別株でホームランを狙うようポートフォリオの一定割合を割いてもいいかなと思う自分がいます。
いずれにしても、今の自分の米国株ポートフォリオは軸がまるで定まっていないようにも思います。これを何とかしたい。そんな気持ちが強い今日この頃です。
これまで何となく資金を突っ込んできたわけですが、ポートフォリオ全体としても厚みが増してきましたので、資産管理を高度化して管理や把握能力を高めていきたいです。
さて、個別株投資はいかに実施したらよいか。永遠のテーマが広がります。
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