足元、米国株の上げが大きくなっています。決算シーズンを迎えていますが、テスラもぼちぼちの決算で決算ショックは現時点で感じられません。
株価は先行指標だが
株価は先行指標なので、実際に問題が顕在化したタイミングでは織り込み済みということは考えられます。
しかし足元の株高は肌感と合わず、トレンド転換だと言われてもチャート上のはなしだけではと考えずにはいられません。そうこう考えていると頭を抱える株高だなと感じます。
ウズウズする気持ちを抑える
目の前で株価が上がっていて、人間不思議なことに買いたくなってきます。天井で買って、そこで売るというのが感情的な流れなので、人間たるもの本能的に損するように行動するようです。
乗り遅れる、という焦燥感をそこまで感じているわけではありませんが、やはり感情的あるいは本能的にはあるんでしょう。買い付けボタンを押したくてたまらない自分は確かに存在しています。
買いたい銘柄もあり思わず買ってしまいそうですが、決算シーズンでもあり今このタイミングで買うことが合理的とはとても思えません。
この点でもなかなか頭を抱え苦悶する状況です。
リセッションの懸念は顕在化していない?
採用抑制やリストラの話がよく出るようになったと思います。無論、アメリカの場合はよくある光景であって、日本企業がやる採用抑制とリストラとは捉え方が異なるわけですが、それでも先行き不透明感、あるいは弱気な要素があるからやるんでしょう、というのは自然な考えだと思います。
今回の決算シーズンでは足元の業績は当然ながら、来期以降のガイダンスが重要であるように思っています。
インフレも終息しておらず問題としては依然としてあるわけですが、同時にリセッションの懸念もあって、どちらかというと今はリセッションの方に目が移っているのではないかと思います。
そんな中、実際に企業が業績見通しについて弱気なのか強気なのかは、リセッション懸念が問題として顕在化するかの分水嶺のような気がしてなりません。少なくとも、強気の見通しを持っている企業が非常に多い状況にはならないと思いますし、適当に読み流している決算結果を見ても、ガイダンスで×がついている企業は多いような印象を持っています。
そんな中で足元の株高はトレンド転換でこれから上げていくようには思えないという単純な感覚を持っています。
さて、どうしたものか。
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