まだ確実に達成できると言えるわけではありませんが、当初予定していた年間の入金額をクリアできそうな見通しが立ちました。これもボーナスを除いて毎月の積み上げで目標が近づいてくるものなので、振り返ってみて今年も良く積み上げたなと思う次第です。
資産形成のKPI
基本的に資産に対してのKPIは年間入金額しか定めていません。
今年はちまちまとシミュレーションシートをExcelで作って運用結果としての総額も年毎に出しましたが、あくまで目安ということで、本来的なKPIは年間入金額のみにしています。
総資産額はそもそもゴールなのでKPIではないのですが、資産額目標を置くと自分のコントロール外の要素で決まってくるので運任せになってしまいます。
特に私の場合はインデックス部分がポートフォリオの中でも大きいので、パフォーマンスは私個人の技量云々よりマーケットの動きそのものであり、改善しようにもできることがあるわけではありません。相場次第で達成未達成が変わってしまうので、シンプルに自分がコントロールできる入金額のみをKPIに定めています。
一発逆転のない入金額
私はサラリーマンなので、ボーナスに多少の変動性はありつつ、株式運用それ自体よりは圧倒的に一撃がありません。基本的には毎月の給与から拠出する訳なので、地味に積み上げていくしかないんですね。
逆にラッキーパンチがない分、やったらやっただけ目標に近づくので、その点でもKPIとしては相応しいように思います。
ただ余裕ぶっこいて達成できる金額ではKPIの意味が無いので、多少ストレッチしています。無理に節約しないと到達しないほど高くもないですが、意識はしないと到達できない結構ギリギリのラインのように思います。
(逆に、節約を徹底すればもっと積み上げられるのだとは思います。意思がないだけ...)
入金をし続けたことの現実
年間の入金額なのでそれなりの額に当然なるわけですが、悲しいかな今年は資産増加にほとんど結びつかないような結果になっています。
純粋に相場が悪いから、ではあるのですが、お金を入れても増えず、お金を入れても増えず、を繰り返しているような状況です。
また同時にジレンマでもあるのですが、総資産が増えれば入金力も比例して増えない限り入金の影響が小さくなってきます。例えば総資産10万円に対して10万円入金すれば総資産はすぐに倍になるわけですが、総資産が100万円、1,000万円、1億円となれば当然入金する金額が10万円から変わらないのであれば、ほぼ誤差のような増加影響しかありません。また総資産が大きくなれば相場から受ける絶対額での変動も増えるので、10万円入金しても20万、30万とそれ以上減ることも増えてくるだろうと思います。
突き詰めていえば、これまで入金で資産額を押し上げてきたわけですが、いつまでもそういう力技が通用する訳ではないということですね。
とはいえ、うだうだ言いつつも辞めるという選択肢はないしその意思もないので続けていくのですが、2021年の記憶がまだ残っている今は、相場の上昇によって見て分かる形で増えていく感覚が懐かしい今日この頃です。
今月も入金を続けていきます。
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