私も過去にインフルエンサーの推奨銘柄に乗っかっていた時があります。今でもいくつか保有していたりするわけですが、もはや現在は追っかけをしておらず、自分の自由で保有し、買い増しも売却もしてきました。
副業の名のもとに金が稼げればそれで良い。そんな風潮は投資にも蔓延しています。
インフルエンサーの闇を暴く
今に始まったことではなく昔からあることですが、インフルエンサーの闇を暴くとばかりに、本業あるいは副業の収入予測、推奨銘柄のトラッキングなどを通じて批判なのかなんなのかする人たちがいるようです。
その執念たるや立派なものですが、過去の推奨銘柄をトラッキングし、あれも値下がり、これも値下がり、だから投資が下手くそだと吊るし上げる。
だから何?という感じです。
暴露する者と沸く者
投資に限らず暴露系が盛り上がっている印象があります。議員にもなっちゃいましたしね。そもそもゴシップネタの類は大昔から需要があって、写真撮ったりなんだりで雑誌に載せたりされてきました。
好きな人がたくさんいるからビジネスとして成り立っているのだろうと思いますが、私は全く好きではありません。基本的に隣の家が何してようが知ったことではありません。
芸能人やインフルエンサーが見えないところで乱れているのが何か問題あるのでしょうか。正直知ったことではありません。
世の停滞ぶりというか、何か行き詰まりや行き場のない思いの滞留みたいなものを常々感じます。上げ足を取ること、他人の弱みにつけこむこと。前向きや生産的といった言葉とはかけ離れた活動であるように思います。
自分の人生を生きること
日常、職場、投資、どれも結局変わらず他人との比較や勝ち負けの中で生きていくのは息が詰まります。
自分より資産が多い、入金力がある、リターンが多い、他人との比較から優越感を感じ、自分を心地よくしていくのはどこかのタイミングで頓挫するように思います。もちろん簡単なことではないし、私も比較して落ち込むことも何かほくそ笑むこともあります。きっと人間の根源的な欲求から生まれているので、そうそう切り離すこともできないのだろうなと思ったりします。
他人の足を引っ張ることでお金になることも多いです。古くは週刊誌だし、今ならPVや再生回数かもしれません。結局自分のために他人の足を引っ張っている構図は変わらないように思います。
他人に勝つために投資をするのであれば、仕事で他人に勝つために何か邁進した方が良いのかもしれません。勝手に投資をはじめ、勝手に敵視やライバル視し、資産が増えた減った、多い少ないで優越感を感じ、威勢よく情報発信してフォロワーが増え、そのうち師匠や先生などと呼ばれたりします。
投資が高尚なものとは思いませんけど、何か投資という特別なことをして崇められる自分でありたいという事なのでしょうか。現実世界でそういう勝負を勝てなかった腹いせだったりすれば、何と皮肉なことでしょうと思ったりします。
心穏便に。平穏に。落ち着いて。静かに。じっくり考えて。そんなキーワードがふさわしいような場所で投資していきたいですね。
勝負したい人たちとはなるべく距離を置くようにしていきたいものです。
あなたはあなたの、私は私の人生なのですから。
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