個別株のことを考えすぎて訳が分からなくなってきました。持続不可能なのではないかとふと思い、さてさてここからどうするものか、と考えます。
正解の、鉄壁の、完ぺきなポートフォリオという幻想
正解のポートフォリオ、鉄壁のポートフォリオ、完ぺきなポートフォリオetc...
そういったものはこの世に存在しないと改めて思います。過去のデータを基にして算出しても、選ぶ銘柄、ウエイト、取る時期、一つ変わればすべての結果は変わってしまいます。結果ばかりは将来にならないと分かりません。
自然の摂理として成長率は落ちていきます。業績的なものもそうですし、増配とかもそうで、対前年の成長率は常に未来に向かって落ちていくのが自然の摂理のように思います。人間だって老いていくわけですからね。
過去の結果が未来を保証する訳ではないのは当然ですが、これまで年率10%成長していても、いつかはその数値は落ちていくし、昨日までの10%にそういった意味での再現性は何もないのだと気づきます。
真理を探し求める旅
ここ最近、個別株に対して自分なりに考える中で、我を忘れるほどに自分の世界観に入っていることをふと我に返り気づきました。まるで何かの心理を求めるように熱中して、楽しくはありますが何か探し求めている感じ。いや、探し求め過ぎている感じがしてしまいました。
何をもって真理とするかはあると思いますが、はっと自分は何か真理というか、絶対的な答えや正解を求めて何やらグリグリとやっているなと思ってしまった。そう、そんなものはどこにも存在しないのです。
旅は長い
個別株に向き合いなおす中で、保有株の点検、そして新規買い付けできる先を探しています。足元の相場の悪さで、バリュエーションが落ちてきている銘柄も多く、何やらあれもこれも魅力的に思えてくる。と同時に、保有株は本当にこれで良いのかと色々と考えが浮かぶ。
一心不乱にあれこれ調べたり集計したり算出したりしていましたが、目の前にある数百銘柄に気づきました。やり始めだから膨大な量になっているのはあるものの、何を私はやっているんだと我に返ってしまいました。
欲望が強すぎました。なんだかすごくチャンスを掴んでやろう、儲けてやろうと思い過ぎて訳が分からなくなっているような気がします。
いかんいかん。そうではないのだ。
ふと自分をそんな風に諭しています。
↓ポチっと応援よろしくお願いします↓