引き続きウォッチリストの整理整頓中で、まだまだ終わりそうにありません。特定の視点で絞ることなく、片っ端から銘柄を見ていたわけですが、投資に全方位で臨むのはやっぱりハードルが高いと思いました。
魅力を感じない優良株
これまでの売上や利益の業績を見て行くアプローチを取っているのですが、「うわ、何だこの株。無理無理ー♪」と思ったら、世間的によく話題に出る優良株、みたいなことがそこそこ発生しました。
え?と思って改めて見返すわけですが、殆どの場合でどうも気持ち悪さが拭えずウォッチリストには入れない、という判断になります。
ぐぬぬ、となります。グラフを見た瞬間に弾きたくなるのがどうやら私の投資における価値観なのですが、そもそも優良と判断する軸が違うという事に気づきます。
ちなみにこれはコカ・コーラ(KO)の業績です。
「えー、コカ・コーラかよー。」と思いました。右肩上がりの成長ではないじゃないか。コカ・コーラと言えばバフェット銘柄ですし、世の中的にはほとんどの個人投資家が保有しているのではないかと思えるくらいの超優良株の代表(みたいなイメージ)です。
根本的に私が心地いい銘柄は高配当や所謂バリューではないのだろうと悟りました。
取引する株のタイプごとに”お作法”がある
当たり前過ぎて呆れられそうなのですが、グロースにはグロースの、バリューにはバリューの、高配当には高配当の、低位株には低位株の、デイトレードにはデイトレードのお作法があるという事です。
グロース株を高配当株投資の価値観で判断したり投資したり期待したりしてはいけないし、どの組み合わせでもそうなのだと改めて思いました。成長を強く志向しているフェーズの企業に、増配の考えを当てはめても正しくないのかもしれません。成長を志向するのであれば、買収をはじめとして資金の使う先などどれだけでもある中で、配当を寄越せというのは齟齬があるかもしれません。(そういえば日本株でもMSOLという...苦笑)
普段銘柄を見る中で、何となく頭の中でごっちゃにして考えていたり判断しているなと改めて気づきました。高配当株と化した成熟企業に高い業績成長率を求めるのは酷だし、高いPERで期待されているグロース株に配当を求めてもまた酷なことではないかと。
気持ちに従う
早い話が、やはり高配当株投資は私には向いていないということです。また高配当株だけではなく、業種でも今回投資しない領域を決めたので、業績や話題性に関係なく投資しない銘柄も数多くあります。
別にこんなものは自分の中の取引ルールなので、今後如何様にでも変えればいいので気にしないのですが、一旦は自分の気持ちに従って、心地よく保有できる銘柄に注力しようと思いました。
今回、ウォッチリストに入れないと判断した銘柄には、所謂高配当界隈では誰もが持っている銘柄、あるいは今グロースで話題になっている銘柄が山ほどあります。特にグロースや話題性のある銘柄は一発が期待されるものもあり、それをハナから除外している訳なので機会損失以外の何物でもありません。でももう仕方ないと割り切る他ないなと思っています。
自分の投資を探す旅の最中ですから、誤りがあれば適宜修正していけばいいだけです。まずはやってみよう、そんな心境になりました。
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