ひろゆき氏なら言うでしょう。
「それってあなたの感想ですよね？」
乗り遅れてしまう恐怖
日に大きく上にも下にも動くことが多い昨今、大きく下がると「まだ下がるかもしれない」と思い、大きく上げると「もう買えなくなってしまう」と思い、結局買えず（売れず）仕舞いになることが良くあります。
足元は大きな方向性として下なので、そんなに強烈な乗り遅れてしまう恐怖感は長続きしないのですが、今後いつぞやアゲアゲな相場が戻ってくると、毎日毎日この恐怖に駆られるであろうことが容易に想像されます。
そうやって爆損をこいたのが去年の私であり、そして今年は取引ルールを変えて一層その戦いが熾烈になるであろうと今から想像しています。
去年の私はこの恐怖感が我慢できなくなると買っていたように思います。そしてバブルとともに全ては無かったことになったのが今な訳ですが、今後は買ってストレスを解き放つことが出来なくなります。
当然状況によって価格は変わりますが、基本的に買付できる金額を決めているため、そこから逸脱する価格で買おうとするとルールを破るか大きく曲解して買わないといけなくなります。要するに買いたいから、という理由だけで買えないよう縛ってしまっているのですが、ある意味去年まで多少なりとも買う事で溜飲を下げていたストレス解消ができなくなるということで結構我慢が辛くなると思います。
乗り遅れてしまう恐怖って他人が爆益を連発していて、何十万、何百万、時には何千万と稼いだ報告がタイムラインに溢れかえっている状態で訪れるので、相当に強い恐怖感なんですよね...
戻ってくる後悔
足元の状況だと、一度上がっていった株価も戻ってくることが多いです。鉄砲玉のようにはならない環境なので、とりあえず我慢しているとチャンスが来る場合がそれなりにあるように思います。なので、今だと無理して買った結果、もっと安く買えたのに、という後悔はありそうです。
ただ他人との比較が入る乗り遅れる恐怖の方が強いような感じはしますが...
あっという間に2バガーになる時流の中で
本当にハイグロブームの時は凄まじかったですね。1週間以内で2バガー以上なんて連発、この市況でちまちま配当金貰っているなんて馬鹿なんじゃないかと人格否定される気分な相場でした。（私は配当株投資家ではないのですが。）
資産額もあっという間に数千万円に到達する人が続出するし、あっちも2バガー、こっちは5バガー、そちらさんは10バガー、と石を投げればバガーにあたる感じです。結果的にそれらの含み益を失った私のような人も結構数としては多そうですが、そんな中でも自分の投資スタンスを崩さず、雨あられと降ってくる誘惑や批判は意にも介さず継続されていた方は本当に立派な方だろうと思います。
乗り遅れる恐怖は本当に恐怖です。直近も底を狙うような志向になると訪れるでしょうが、本当の恐怖は上昇相場ですね。
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