私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

高配当株にも投資しないし、債券にも投資しないのは大馬鹿?

日銀砲が炸裂して日本株は悲惨なこととなりましたが、気づいた時点で既に発表から数時間経っているというどうしようもない投資家でございます。金利の影響から債券の話題が増えてきましたし、株価低迷により配当の有難みも再認識されている印象があります。

 

高配当株や債券には投資しない

配当の有難みや債券の注目度を脇目にとりあえずインカム系の投資には資金を割かないと決めました。決めましたと言ってもそんなに重大なことではなく、元々する気の無かったものなので引き続きしないということです。

色々理由はあると思いますが、シンプルには今の自分に合わないということと必要性がないということになります。どちらが優れているかという点はそこまで重要視していないというか、その人ごとの見方なのでどちらでも良いと思っています。

 

自分に合わない

一番はシンプルにこれです。今の私にはインカム目的の投資があまり心に刺さりません。これまでも配当を有難いとか嬉しいと思った事が本当になく、所謂不労所得ゲット!みたいな概念は理解して納得しつつも、受け取ることに関して感動したり嬉しくなったりしたことはありません。

ある意味致命的だと思いますが、特に高配当株投資をする場合は年間配当額の積み上がりに嬉しさを感じないと継続するモチベーションが高まらないと思うのですが、この部分が一切ないということになります。単純に続けられないのですよね。自分が好きになれないものをスクリーニングしたり、価格動向を追ったりするのが億劫になるのは当然で、配当性向がとか配当利回りがどうか、とか累進配当政策がどうかとか追う事が苦行になる気がします。

根本的に配当で株主に還元することが思想的に好きではないので、事業再投資してより成長してくださいね、というスタンスがしっくり来るというのはあるかもしれません。

 

必要性がない

とは言いつつ、生涯計画の中でそれほど遠くない未来にインカム系というか、値動きが堅いものは混ぜていくことを考えてはいます。現に資産の計画でもリターンは株式比率の引き下げに伴って落ちていく前提で計算していますし、その点いつまでも不要とは考えていないというのが今の考えです。

ただやはり今の自分には不要だと考えていて、インカム系のものに資金のリソースを割くのであれば成長株、あるいはインデックスに資金をより多く割きたいと考えています。

 

必要なのは資産額

今の私にとってはポートフォリオそのものの資金量拡大が最優先に感じています。キャッシュフローは必要なく、結局資本集約的にお金の量がモノをいう世界なので資金量そのものを増やしていきたいというのが思いです。インデックスもETFに手を出したものの続かず、結局投信の積み立てに固執している時代遅れな私ですが、とにかく効率的に資産が増える選択肢を選んでいるつもりではあります。

これからしばらく成長株のターンは来ないように思いますし、その中でインカム系の盛り上がりを蚊帳の外で眺めなくてはいけないのだと思いますが、マーケットも持ち回りであり、またいつかはグロースが強くなる時も来るでしょう。

合わないことは続けられないし、続けられなければ未来はやってきません。その意味で、論理や意見としての優秀さより、時として自分の性に合うかどうかの方が重要な時もある、そんな風に思っています。

 

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