テスラ(TSLA)が今年-60%以上の下げに見舞われているようです。ここで全力買いしたら儲かるかな。
テスラの凋落
最近テスラ関連のニュースはマイナスのものが多い気がします。昨年まで将来バラ色の話しかなかった印象で、1年経ってこうも見方は変わっていくのかとしみじみ感じています。(イーロンのTwitter関連もマイナスに働いていることでしょう。)
そんなテスラは今年-66%程度下げているようで、400ドルあったところから130ドル台にまで落ちてきています。買い増しの話題はちらほら見ながらも、去年のような盛り上がりは一切なく、テスラの将来を確信していた人もあまり口に出せないだけで買っているのかもしれませんが、表立って目立つようなことも明らかになくなってきた印象です。
とはいえテスラに限らず、株価下落中の局面ではどんな銘柄も静かになると思うので、特段固有の何かという点では深く見ていません。
買いに走るキャシー女史
そんな中でもアークのキャシー・ウッドは淡々とテスラ株を買い増しているようです。キャシーと言えばテスラの他、Zoom、Coinbaseなどの信奉者的なイメージですが、個人的には彼女の初志貫徹、グロースと心中するまで買うわよ、のスタンスは好きです。
孫さんの心すら折るような相場を経てのスタンス貫徹ですから、並大抵の握力ではありません。色々批判される彼女ではありますが、是非また輝いて欲しいな、なんて思ったりしています。
下落率の有効性
言ってしまうと個人的にはテスラ株は買う予定がなく、イーロンもあまり好きになれないためこのまま見過ごすことかと思います。
ただその中でも、一時の高値からどれだけ落ちたから買いだという物事の見方はどこまで有効なのだろうと考えたりはしています。というのも、私自身がそんな視点から適当に買った挙句、そこからさらに底を割って下がり続け、最終的に見事な爆損に繋がることを今年何回かやったためですね。単純に投資が下手だというのは当然あります。
特に今年は昨年のグロース祭りからの暗転になるため、高値から見てドエライ下落をした銘柄が腐るほどあります。そして昨年の相場として、イケイケでみんな買っていたために、高値となったその値段が所謂本質的価値みたいな概念からすると割高な値段であったことは想像に難くありません。そうなると、高値からどれだけ下がったかというのがあまり意味を成さないというか、極端な話、本質的価値が100円の株が1,000円の高値を付け、そこから80%下落して200円になったが、それでも本質的価値よりは割高であるという事象は想像上は起こりうるという事だと思います。
ましてやリセッションの懸念がある今ですから、今後そもそもの本質的価値が100円から80円に、80円から60円に、みたいなことが起こるよね、という話をしているとすると、なおのこと元の高値自体が良く分からない価格になり、底からの下落率がどこまで効果的なのか分からないな、なんてグルグル考えておりました。
まぁこの辺りは世の中の天才たちが既に解法をいくつも提示しているでしょうから、色々考え方ややり方はあると思いますが、少し考えてみたということです。
テスラは総悲観なのか、なかなか難しい所ですね。
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