私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

保険を見直して保険料を75%カットしました

今回支出の見直しの一環として保険を再考しました。

 

保険は必要か不要か

投資界隈において保険は不要と切り捨てられることが多いように思います。それには根拠もあり、自身で投資運用ができるのであれば貯蓄性を保険に求めるのは確かに無駄になると思います。

しかし一方で、各人が年収も保有資産額も家族構成もそれぞれの年齢も異なる状況では、必要な保険もあるだろうと私は思っています。

今回支出の見直しの一環として保険を変えることにしました。無駄を認識しつつも放置してきた面もあり、改めて考え直すと結果的に大きく保険料が削減できました。

 

今回の見直し

入っていた保険は結婚や子供の誕生というライフイベントがきっかけで入っており、当時の年収や保有資産を考えると必ずしも悪い選択ではなかったかなと思っています。界隈では悪名高い(?)貯蓄性のあるもの、外貨建てのものに入っておりました。

しかしそれから時間が経ちいくつか状況が変わってきました。このタイミングで支出の削減にもつながりそうだったので改めて見直した次第です。当時から変わった要素は

  1. 現収入と見通し
  2. 家族構成
  3. 保有資産額
  4. 投資

になります。

 

現収入と見通し

保険加入の当時から転職を経て収入が上がってきましたが、加入当時はかなりの薄給でした。故に貯蓄性のものにその当時は入ったという事になります。

しかし現在では収入と今後の見通しが当時からは大きく異なり、当時は想定していなかった状況に有難くも好転したため、契約内容で必ずしも必要でないものが多くなっていたと思います。

 

家族構成

子供が増えました。教育費に関しては資産側で管理する項目ですが、加入当時の状態であれば保険の積み増しもありえた所、今の状況からは不要であり、また現在加入のものも解約返戻金で損するとはいえトータルで考えるとプラスになると判断しました。

 

保有資産額

加入当時は考えていなかった金額までなんとか持ってくることができました。直接的には年収の増加による所が大きく運用によって稼いだわけではありません。しかし今となっては保険で手数料を取られてもなおそちらで運用する動機が小さくなっていました。

 

投資

投資が習慣化され、自分でお金を運用することに自信が出ました。(”稼げる”自信ではないです。)保険での運用に頼る必要はないと判断しました。

 

結果

結果として、今回貯蓄性のある保険は全て解約しました。代わりに掛け捨ての生命保険に統合し、保険金を倍以上増額することで現有資産との兼ね合いから万一の時にも家族が保全されるようにしました。

細かな違いはあるので一概には言えませんが、単純に万一の時支払われる金額は倍以上となり、反面保険料は-75%になるという大幅な変化となりました。目先では解約返戻金と掛け金の差額を結構長く損することになりましたが、サンクコストなので割り切って次に進みたいと思います。

 

状況に合わせて組み立てよう

基本的に界隈で常識となっている保険不要論は正しいと私も思っています。結果的に今回も貯蓄性のある保険を選んでいたことで掛け金と返戻金の差額分損することになり、厳密には掛け金分を運用していればもっと稼げたかもしれないという機会損失も含んでいます。基本的に貯蓄性保険は要らないという話に例外はありつつも賛同します。

しかし、色々な状況の中で当時はそれが良いことだと思って選択をしてきたわけです。特に私の場合は収入の変動が要素として大きかったわけですが、これは当時全く想定しておらず(転職する気が全くなかった)、それが理由で資産額も増やしてくることが出来ました。また入金できればこそ投資も継続できてきたのだと改めて思います。

損は損として受け止めつつ、何が悪かったのか、そして何は良かったのか、そんなことを考えながら自分に合ったお金の在り方を考え続けていきたいものです。

 

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