私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

資産が増えると見える景色が変わる...ことはない

何度目かの資産の節目を迎えました。投資生活を振り返る時、そこに感動はあまりないかもしれません。

 

資産〇万円を超えると景色が変わる

資産〇万円を超えると見える景色が変わる。

そんな記事があります。結局その金額がいくらなのか分かりませんが、ものによっては100万円、300万円、500万円、1,000万円、2,000万円・・・とそれぞれの景色を紹介してくれるものもあるようです。

小さい区切りで何度目かの資産額の節目を迎えました。今年はまだこれからで、途中大きく下げることがあるかもしれませんが、予定年間入金額を考えると、年末に今の金額まで戻ることはそんなに無いのではないかなと思います。

いずれにしてもこれまで自分の中で到達してきた金額と、その投資生活を振り返る時、特に見えている世界に変化は無いというのが正直な所です。実際の所、FIREして仕事を辞めるとか、実生活の生活水準を上げられるだけの資産があるとか、もっとたくさん現実世界の変化を伴う資産額であれば景色も変わるのではないかと思いますが、今の私には資産額が日々の生活に影響を何ら及ぼしていないため何も感じられないのかもしれません。

 

一人でやってきたこと

最近良く思う事は、もっと投資資金が欲しいということです。大して儲かりもしない米国個別株をやるようになり、分散や各銘柄のインパクトを考える時にもっと資金量があればと思う事が増えました。私の場合、全資産に占める個別株の割合を決めていて、それが小さいためにより一層そのように感じるのかもしれません。

しかし、今振り返ると一番最初(投資を始めてから何年も経った時のものしか残っていませんが)の記録にある全資産は、今の個別株ポートフォリオの金額よりはるかに小さいものであることに気づきます。確かに日本株を単元では買えない、そう当時思っていたことを思い出します。

私の資産は投資によって増えたものだと言えればカッコいいのですが、実際の所は私の資産はほとんどを入金で築き上げました。含み益の貢献はお世辞にも大きくはありません。ひたすら毎月お金を入れ続けてきた結果として今の金額があることを改めて思い知らされます。

我が家は一馬力、妻は投資や家計に関心なく、私が一人で入金し、投資先を決め、増えたり減ったりを続けてきました。

※妻の存在なしにこの資産はあり得ません。関心がないだけで、仕事も家事も全て頑張り、私を、家族を支えてくれました。役割分担として私がお金を見ていたに過ぎません。※

誰に褒められるでも、誇れるでもなく、ただただ入金を続けては節目節目でニヤニヤしてきた投資生活です。文字通り何も凄いことも、感動することも起きてきませんでした。そしていつのタイミングでも”まだ足りない””まだ少ない”と思っています。

 

どこまで行けるだろう

まだまだこれから投資は続けていく予定です。いつが終わりなのかもよく分かりませんが、パソコンの画面に映し出される数字を増やしていくことを続けていきます。

この数字が何か役に立つのはまだ先の話でしょう。今は本当にただの”数字”でしかありません。

人生、常に今日が一番若い日であります。若い内から投資をした方が良いという意見も、若い内は借金してでも経験をした方が良いという意見も色々あります。しかしどうであれ将来はその生死を含めて不確実なものです。

今日からも画面の数字を増やし続けたい私ですが、同時に今しかできないこと、今やった方が良いことにはお金を使っていきたいと思います。当たり前ですが、今の子供たちが今の状態であるのは今日が最後ですし、妻との時間も将来どこまであるのか分かりません。(非常に悲しい気持ちになります。)

将来のために数字を増やし続ける作業と、それを阻害する一面もある今の支出をバランスさせて、後悔のない人生を生きていかなければなりません。

何やら重たい話になりましたが、すべては”自分の””自分たちの”幸せのためです。誰かに誇るための幸せではありません。投資をそのための一つのツールとして、これからも取り組んでいきたいと思います。

 

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