私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

分散投資するために投資をするわけではないこと

最近は個別株投資について考え込むことが多くなりました。良いことでもあり悪いことでもあり。投資方針がブレているとも言えますが、ブレるほどそもそもの軸がちゃんとしていないという未熟さでもあります。

 

個別株投資の位置づけ

兎にも角にも個別株投資の位置づけが定まっていないことに帰結すると思います。じわじわ増やしたいのか、もっと早く増やしたいのか。そんなレベルです。最近は個別株の威力を感じる時もあり、実際に投資をしながら試行錯誤を繰り返す中でその時々に感じること、思う事が出てきている状況です。なかなか腰を据えて自分のスタイルとしてどっしり構えるに至りません。

この辺は物の考え方もさることながら、背景にある自分の価値観にも依る所は大きいと思います。長期投資がフィットする人に短期投資はできませんし、その逆も然りです。一般的には長期投資の方が儲けられると言われますが、実際にはどちらのスタイルでも大損をこく人はたくさんいます。(長期投資を標榜して実際には短期投資をする的なことは往々にしてありますが。)

いずれにしてもこの入り口の所で地に足付いてない感があります。最近はもう少し早く増やせるようなスタンスに傾いてますが、だとしたら今の投資ではギャップが生じます。ここはインプットも足りないと感じていて、改めて色々学ぶ必要性を感じ始めた所です。

 

インデックス投資と個別株投資のミックス

私の場合、資産全体のポートフォリオではインデックス投資の占める割合が高いです。これの味付けに個別株がサテライトとして回っているだけの話になります。以前、長期投資自体を目的化しているのではないか、と自分に問うたことがあります。

 

shiawase-investor.hateblo.jp

去年の9月頃に米国株ポートフォリオを見直している時感じていたことですが、それの延長として今回「分散投資すること自体が目的化していないか?」との疑念が湧いてきました。これまた手法が目的化しているシリーズになります。

結局は突き詰めると冒頭の「個別株投資の位置づけ」に戻るのですが、スピード感に課題を感じるのであれば分散より集中の方がフィットする傾向はあると思います。何より、今は個別株の資産規模が小さいことが要素としては大きく、小さい資産をさらにまた小さく分散すると個別株の威力が打ち消されるような感覚を抱き始めました。

ここで私の資産がインデックス投資中心に成り立っていることに立ち戻ると、何も個別株のポートフォリオ部分で分散を過剰に意識する必要はないとの考え方もできると思います。要は資産全体として多くの部分で分散が利いている状態なので、割合として小さい個別株の部分でさらに分散を考える必要は無いのではないかという事です。これもインデックス投資の割合が高いからこそそういう考えもできるという話になります。あくまで資産全体の分散=リスク管理インデックス投資と個別株のミックスとして考えるほうが自然ではないかと考えたりします。

勿論ここで注意したいのは、だからといって個別株で過剰なリスクを背負うのはいけないということです。割合が小さいと言っても大事なお金は大事なお金であり、投資は余剰資金でというもののなくさずに済むならそれに越したことは無いですからね。

 

個別株投資の方針を早く見つけたい

コロナショックを機に始まった米国株の個別株投資ですが、セクター分散⇒高配当⇒グロース⇒銘柄分散と短期間のものも含めて試行錯誤が続いている状況です。間違いなく良くない状態なのですが、自分の腰が落ち着くポイントを見つけるまでは何でもやってみる他ない気もしており、致命傷を負わない限り授業料ともいえるだろうと思っています。

来年以降は新NISA内で個別株も運用されていくことになると思うので、今年の内に失敗も含めて授業料を払う事はタイミング的にもいいかもしれません。そんなことを思いながら、今日も個別株投資の在り方を考え込んでいます。

 

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