私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

保有株の中身に向き合う時間を作ろう

個別株との向き合い方をちゃんとしないといけません。向き合う事で見えてくるものがあります。

 

保有株に時間を割くこと

当たり前のことに今更気づくことは非常に多いです。決算シーズンも終わりかけていますが、改めて決算数値だけではなくCallの内容を見に行くことの大事さというか重要性を感じました。

個別株をやるのだから手間暇かけてというのは当然のことなのですが、日常にかまけて決算も数値しか見ていなかったり、よく言えば安心して毎日寝ている訳なので保有株を信頼しているわけですが、結局は大きな調整局面が来た時にその場その場で売り買いを決めていくことになりツケが回ってくることを改めて肝に銘じなくてはいけません。

そのようなことを思うと、やはり保有株はある程度少なく維持せざるを得ないことも感じますし、改めて20銘柄も30銘柄も保有しながら監視して、というのは専業でもなければ無理なのではないかと、少なくとも自分にとっては相当にハードルが高いことを思い知らされました。

日々株価は見ていますが、その日その日の株価や追い込まれた時のエイヤの判断で売り買いすると、遅かれ早かれ痛手を被るような気がしています。基本のキかもしれませんが、改めてすでに保有している銘柄に対して時間を割くことの大事さを自分に問いかけています。

 

成功でも失敗でも振り返りができる

今回いくつかの決算後Callをちゃんと読んだのですが、普段自分の中で曖昧なまま理解していること、思っていることに対して、それが明らかになる部分も多いことを気づかされます。何となく下がりそう、何となく悪そう良さそう、その何となくが実際どうなのかを感じることができるわけです。もちろんCallを読み聞きしても明確な答えがあるわけではありません。しかし誰がどういうプレゼンをし、特に質疑応答では堂々とあるいは見通しに自信をもって回答しているのかなど、その場の感覚を文字だけでも感じることが出来るものです。

勿論それを一生懸命やったからといって結果が良くなるとは限りません。最悪ウソをつくことだってできるし、見通しに対して強気だと言われてしまえばそれまでといった点も当然あります。しかしその中で自分が気になること、納得できることが何かしらある訳であり、実際の株価の動きも踏まえてそれでも買うか売るかを判断する時、結果がどうであれ振り返ってどうであったのかというのが分かるようにはなると思うのです。繰り返しですが、そういうことをやっても結果が改善されるかは全く分からないですし、確率論から言えばうまくいかない場合の方が多いとは思います。

しかし去年の9月から頭を悩ませてあれこれやってきたのも、雰囲気一本で売り買いホールドしていることに違和感があったからであり、結果は変わらなかったとしても本来的に自分が改めようとしたことが改まったのであればそれはそれで勉強になりましたね、とは言えると思います。

いずれにしても個人投資家なので誰と比べるわけでも勝負する訳でもなく、単に自己満足の世界ではありますが、自分が納得できるよう行動していけるのであれば、それは小さい成長でもあると思うのです。もちろん結果も付いてくれば言う事なしなのですが...

今後は保有株についてもちゃんと可能な範囲で向き合いながら、個別株でもそれなりのパフォーマンスが出るようにしていこうと心を改めた次第です。個別株は奥が深い。致命傷だけ負わなければ、一生付き合える趣味になりそうです。リスク管理は忘れずに、ですね。

 

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