私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

日本株の歓喜に指をくわえる可哀想な僕たちへ

日本の個別株投資をほとんどしていない私には、日本株界隈の盛り上がりが羨ましくもあり、悔しくもあり、そんな時間が長く続きそうです。

 

高配当株の黄金時代?

商社株が高値を取ってTwitterのトレンドに「三菱商事」が入っていました。直近ではメガバンクや地銀もテーマは色々ありつつ盛り上がりを見せるなど、日本株界隈の歓喜が痛い程伝わってきます。

私の場合、日本株は3銘柄のみで内2銘柄は冴えず、残る1銘柄も次の上げフェーズ待ちで刺激的な展開は全くありません。日本株への投資は色々あって消極的ですが、米国株界隈が比較的おとなしいままであることを踏まえると、隣の芝生は青く見えてくるものです。

特に現在恩恵があるのはバリューや高配当といった領域だと思います。中でも高配当に関しては元々人気があってやっている人も多いことから自ずと情報発信量も多く、目にも付きやすいのではないかと感じます。平時の高配当に加えてのキャピタルゲインになりますから、こんなに良いことは無いといった状況ではないでしょうか。

当然、高配当株投資においては米国株のそれもあるので、日本株だけが恩恵を被っているわけではないと思うものの、翻って米国市場は直近の経済指標でインフレが加速している兆候を見せ、利上げ幅や停止時期、利下げの時期が後ろ倒しになるのではという面もあって不透明感が増しているように思われます。リセッションがどのような形で訪れるのか(訪れないのか)は私には分かりませんが、株価の上昇が弱い時期が続くようであれば、高配当株や債券といったインカム系の投資はより一層有難がられるかもしれません。なんせ債券はリスクフリーで4%を超えるインカムを吐くので、株式の魅力はどうしても減退して来ます。

 

相場は持ち回り

そんな隣の庭を恨めしそうに眺めている私ですが、振り返ってみれば米国市場が全盛であっちもこっちも短期に上昇し、爆益報告が踊りまくっていた時期もついこの間まであったわけです。(私は爆損を抱えて終了しましたが。)

この先複数年、それなりの期間で米国株は低迷するとの見通しもありつつ、ここ10年くらいは米国株の完全勝利に近い素晴らしい相場だったわけです。(そしてハイグロバブルで終焉しました。)

更にバフェットについてもハイグロ全盛の時期には恒例のオワコン説も流れていましたし、バリューは死んだと言われてもおかしくない冴えない時期をそれなりに長く過ごしていました。時間軸の長短はあれど、その時々に栄える領域があり、それは持ち回りであるという事を改めて感じさせます。

勿論超人的な能力を有して、時にグロース、時にバリュー、時に債券、時に暗号資産とその都度その都度状況に合わせて投資できる術があればどんな時代でももっとも良い場所でプレーして儲けることが出来ると思います。が、個別株一つとっても奥は深く、凡人がプレーするにはあまりに広大なフィールドが広がっている中、そう身軽にあっちこっちで活躍できるようになるのは非現実的とも思えます。

この先相場がどうなっていくのか、どの投資が最も恩恵を受けるのかは分かりませんが、自分の投資を続けていき、それを磨くことが出来るのであれば、相場が味方する時大きく利益を上げることが出来るのだろうと思います。

勿論、確率的にそううまくいかないパターンの方が多い訳なので、しっかりインデックス部分は確保するというのが私の大方針ではあります。

 

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