私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

時間が経って振り返ると遠くまで来た事に気付ける投資

新NISAも始まることから、今後投資に踏み出す人がたくさん出てきそうな環境です。インデックス投資を中心に、時間が経つと案外遠くまで来たことを実感できる、そんな世界観があります。

 

振り返ると遠くまで来たものだ

ここ数年、一心不乱に入金力を高めて入金して来ました。短期投資はできないので、インデックス中心に、個別株はここ2年程度地道に続けてきました。2022年の悲惨な相場を乗り越え、損失を出しながらも全体として資産は毎年増えてきましたが、ふと振り返ると記録を付け始めた時、今の状態を想像していたかというとそうではなかったのではないかという事に気付きます。

最近読んだ本で長期的視点の大事さに改めて気づくことが出来ました。

投資の本ではありませんが、本当に自分が求めているものを長期的な視点をもって考え、取り組んでいくことを実体験を元に書いてくれています。

 

日々の実感はほとんどない

毎月入金を繰り返すわけですが、株価の伸びや配当金、どちらにしても毎月、あるいは日々の実感というのはほとんどないというのが振り返って思う所です。むしろ毎日減っていたり、入金して増えてはいるものの資産として大きくなっている実感もなく、最低でも1年終わってみて記録を見返すと、今年も何とか目に見えてお金が増えたなと思うくらいの話です。

色んな方が投資のトラックレコードをブログなどで書いてくださっていますが、数千万、1億、そんな大きな資産も10年20年を振り返ってみて気づいたら到達していたような感想を書いておられる方が多い印象です。短期的に勝負する場合は、比較的短い期間で大きく育っている実感も得られると思いますが、時間をかけての投資になるとある程度時間を経て振り返らなければ実感のようなものは感じられないでしょう。

私のポートフォリオの多くを占めているインデックス投資はその極みのようにも思われ、毎日資産を集計してみてもあまり実りが無いものの代表のように思われます。資産額が大きくなれば1か月2か月でも実感が湧かないことはザラであり、その時々の相場に左右されながら、ちょっと増えた、だいぶ減った、そんなことを思いながら目先過ごすことしかできません。

 

長期的視野で焦らず確実に

これから投資を始める人も多くなるであろうと思いますが、投資を始めると何かお金がすぐ増えるような感覚を持ってしまいがちです。日々株価や基準価額をチェックし、アプリを回しては資産額を確認する、そういうことをやりたくなりますが、実際の所投資で儲けられたとか、資産が作れたと実感するには相応の時間が必要です。インデックス投資では特に、今日明日、あるいは今年来年の資産額というのはあまり意味あるものではないとも思えます。毎日チェックしても増えるわけでも減るわけでもありません。

日々一喜一憂、時には不安に苛まれながらも何年か投資を続けた時、振り返ってやっとこんなに資産作れたな、と思える地味な営みのように思われます。それはきっとインカム系の投資でも同じだと思います。

焦らず、長期的視点から構えながら(と言いつつ日々一喜一憂しながら)投資を続けていくことが偉大な場所までたどり着ける唯一の方法かもしれません。

 

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