相場が軟調だったり、外貨建て資産では円安の影響もあったりとインデックス実はダメだろう的な話がちらほらあったりします。それはそうと、インデックス投資には凡人どもの豊かな将来が懸かっているのです。
インデックス投資はダメなのか
円安を加味すると実はインデックス投資が良くない時期だった。そんな話を目にしたり、批判とまで行かないもののインデックス微妙という話を読んでいたりしました。
インデックス投資に対する批判というかマイナスの意見は当然たくさんあります。しかし、本質的にインデックス投資が優秀であり、マイナス意見の中心はリターンが足りないという点が多いのではないかと思います。個別株で稼げる人がインデックス投資で満足できないというそういうもの。あとはFIRE的な文脈の中で、資産取り崩しできないから高配当、そういう話ですね。(これもETFで解決できそうだと個人的には思うのですが。)
いずれにしてもインデックス投資が根本的にダメだと言い切るのは現実的に難しいのが実際の所です。
重要なのは”凡人にとって”ということ
インデックス投資ほど私のような凡人の未来を照らしてくれる可能性のある投資もありません。その位画期的なものだと個人的には思っているわけです。その意味において、インデックス投資がダメだと言われてしまうと資産形成の大きなブースト手段を失う事になってしまいます。
マーケットに張り付くことが出来る人はやればいいのであり、世の中そうではない人が圧倒的多数の状況において、一定の素晴らしいリターンを諦める代わりにマーケットに乗っかることで平均リターンを淡々と得ていくインデックス投資が凡人にとって素晴らしい手法であることは間違いないだろうと思います。夢のない投資ではありますが、インデックス投資が背負うのは凡人の資産形成手段としての優位性であり、投資の世界でいくら稼げたかという熾烈な競争とはまた別の世界に存在するようにも思うのです。
いずれにしてもインデックス投資の本質的優位性を突き崩す様な批判というのは難しいのが現実です。平均点を取り続ける故に目を見張る強みが無い一方で致命的な弱点もありません。とがった所のない当たり障りのない地味な投資なのです。私のような凡人の明るい将来を背負い、インデックスには今後も期待したいものです。
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