私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

現金の効率的な運用をちゃんと考えること

杜撰なポートフォリオ管理をしていることに反省しました。

 

フルインベスト状態からの解脱

現在、インデックス部分と個別株のポートフォリオは切り離して考えており、個別株は個別株としてちゃんと運用できているのか監視するよう昨年から変えました。当初、個別株のポートフォリオもフルインベスト状態であり、待機資金を手元に残すと気持ち悪いというポジポジ病を患っていたのですが、昨年9月以降取り組んだ個別株の再考の中で個別株ポートフォリオとしては現金もポジションとして認知してその役割に頭を巡らすように変わりました。(ささやかな成長)

単純に取引ルールを入れた事で買いたくても買えない状態というのが出現し、合っているかはともかく、とにかく買い漁り続けるような気持ちに自制心を持って取り組めているからこそ、手元に現金が残るようになったんだと思います。

機関投資家ではないので、常にフルインベストでなければならない事情もないし、個人投資家として自由に考えて良いんだと最近は考え始めています。

 

現金を粗末に扱う事

しかしキャッシュポジションを持つことに慣れていないので、現金を現金としてただ手元に置いておくようなことにしていました。現金をポジションとして有意義に使うよう目配せできていなかったと反省しています。

現在インフレに対するFEDの引き締めにより、米国金利は高止まりしている状態です。今後もさらなる利上げが無いとは言えない状況ですが、いずれにしても金利は高いのです。早い話が現金あるいは近しい資産でもそれなりに収益性が高まっている状態にあるという事です。

外貨建てMMFは4%を超える状況であり、4%といえば高配当株でもそれなりだと思うのですが、為替はともかくドル建てで見れば無視していいような水準でもないと思います。国債も含めて、現金に近しい状態でも収益に魅力がある状態であり、故に株式が振るわないという事でもあります。

当然、国債には価格変動もありますし、収益を求めればリスクも増えるのですから単純に買えば良いというものでもないのですが、手持ちの現金に対してどういう役割を付与するかによって投資先は考えれば良く、その意味でその方針に従って処理すれば全くのタンス預金をするより全然いいだろうという事です。

基本のキのような感じですが、現金はゴミと言われようが現金は現金であり、適当に流すのではなくそちらもしっかり考えて効率的に回して良ければなと思った次第です。

 

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