私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

「投資に大きな夢を見るな」という成功した投資家の言葉

「投資に大きな夢を見るな」というのは心に刺さるフレーズでした。

 

投資に夢を見過ぎる風潮

不動産投資をされているらしい投資家さんの言葉が目を引きました。医師で余剰資金を不動産に注がれていたようです。株式投資とは畑が違いますが、同じ投資の領域という事で「投資に大きな夢を見るな」という言葉は改めて心に刺さった気がします。

年収300万円で資産1億円を作りFIREを実現する。

10年前、20年前であれば全く相手にされない、そんな言葉のように思いますが、FIREブームを一時謳歌した今、とんでもないことであるとは思われないのではないでしょうか。勿論当然とも思えませんし、それって大丈夫?と思う人の方が投資をしていない人中心に多いのは間違いないと思いますが、低所得+高資産の組み合わせで何かを語ることはそこまで違和感を感じない時代になったのかもしれません。

私は所謂”つみレバ”の現象もこういった文脈の一つにあると考えていたりします。給与が上がらないと騒がれる昨今、本業での将来展望は描けないとして副業の話があり、そういったものの一つとして投資があり、そしてレバレッジ商品で一発逆転を投資で実現する、そういう流れを感じています。

レバレッジ商品の良し悪しはともかく、改めて自分自身に「投資に大きな夢を見ていないか」と問う事は何か気付きがあるかもしれません。

 

地に足付いた投資

レバレッジ商品を使った投資が地に足付いていないと言うつもりはありません。例えば、足元のナスダックの上昇。これに対して上げ相場をレバナスで乗っていたのであれば実に秀逸な戦略だと思います。そして一般的にこれがレバレッジ商品の使い方でもあります。

何が地に足付いた投資かは人によって異なります。収入も家庭環境も指向性も絡んで来るからです。しかし改めて自分は投資に過剰な期待、夢を抱いていないかと問うてみるのです。日頃のやり場のない鬱憤を投資で大きく勝つことによって逆転しようとしていないか。そして大きく勝てば人生バラ色になると思っていないか。勝つことそれ自体に対しても、そして仮に勝った後の人生に対しても。

 

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