極東のインデックス投資家―50年ビジョンー

運用期間50年を見据えた超長期投資の運用記

【インデックス投資】インデックス投資と一言ではまとめられない投資流派

f:id:shiawase-investor:20181124151708j:plain

インデックス投資と言っても、かなりの流派があると感じるようになりました。これからインデックス投資を始めようとされる方には、選択肢が多過ぎて難しい状況かもしれません。

 

 

インデックス投資」とは?が難しい現代

インデックス投資」と一言に言っても、その指すものがかなりあるように感じます。それだけインデックス投資が市民権を獲得し、インデックス投資に関連する金融商品が増えたということでしょう。

これからインデックス投資を始めようとする方には、かなり悩み多い状況か思います。

同分類するかは人それぞれでしょう。良く目にするものだけでも、結構悩ましい。

古典的インデックス投資

古典的、あるいは原理主義とも言えるインデックス投資。私もこの部類に入るでしょう。

低コストのインデックスファンドを長期保有するスタイルです。投資地域は全世界日本株、先進国株、新興国株とどれも保有しています。債券は人それぞれの趣味ですが、こちらも日本債券、先進国債券、新興国債券と保有している人もいるでしょう。

基本的に分配金は悪であり、課税を繰り延べて資産総額の最大化を目指します。低コストが至上命題であり、よくあのファンドは、このファンドは、という形でコスト比較をしたり、ベンチマークとする指数との乖離状況を見たりする人もいるでしょう。(この辺はどの投資スタイルでも一緒かな)

個人的な印象論ですが、細かい・・・です。細部に神は宿るタイプで、悪く言うと正論バカと言われても仕方がない。とにかくコストを巡る0.0X%レベルの話が大好きな人もいます。

投資手法自体がかなりシンプル、というかやることがない(ドルコスト平均でバイ&ホールドのみ)ので、かなり信念を持って投資されていると思います。その分、けっこう融通の利かないコミュニケーションをするような人がいがち。

ただし超長期で調べたデータに基づきインデックス投資の優位性が主張されているので、比較的まともな投資手法だとは思います。

集中インデックス投資

最近多いと思います。米国市場のみのインデックス保有たちです。S&P500に連動するETFを持ってる印象。逆に、米国株以外で同じような事をしている人は少ないかもしれません。

古典的インデックス投資の人でも、新興国とかに比重を置いてエッジの立った投資をしている方はこっち寄りかもしれません。

米国株においては、ここ20年くらい世界で圧倒的に良好なパフォーマンスを上げています。集中インデックス投資が支えとするのがこの米国株のパフォーマンスですね。

古典的インデックス投資は、悪く言うと大して伸びもしない国の株式にも投資する事になります。集中インデックス投資派からいわせると、なぜ敢えて伸びもしない国に投資してパフォーマンスを下げるのか、という素朴な疑問が投げかけられます。酷い話ですが、全世界株へ投資する人はクズとも言われますね。(まぁ彼らの観点から言えば確かに私もクズです。)

むしろアメリカ人なら主流はこの集中インデックス投資でしょう。わざわざ他の国に投資する妙味も少ない。そういう点では、古典派と集中派の争いは日本だからこそ、ともいえます。

高配当インデックス投資

こちらも最近目立ちます。ETFでバンガードのVYMなんかをよく積み立てています。高配当株と言えば個別株の印象が私にはありましたが、個別株の選定をせずに高配当の恩恵を得るという素晴らしい世の中になりました。

こちらの流派ではインデックス投資ということよりも配当株であることが重要なので、所謂インデックス、というよりも高配当株のバスケットのようなイメージでインデックス投資をされていると思います。

古典派が嫌う配当に重きをおく価値観なので、課税の繰り延べがどうこうと古典派から細かいことを言われます。一言、うるせぇで良いと思いますけどね。

投資とは哲学である

投資とは哲学です。同じインデックス投資の世界でも色々と思想があり、実は仲が悪い。ましてやここにレバレッジをかける投資手法だったりが入ってくるともうカオスです。

この手法が正解だとは誰にも言えないです。なぜなら客観的な正解がないからです。

唯一の正解は私たち自身の中にしかありません。

どういった投資手法で続けていくのか。それは自分自身でしか決められないことだと思います。ある意味、この投資哲学を確立していく過程が投資の楽しみの一つでもある訳ですね。

色々考えながら、自分のスタイルを確立していけばいいと思いますよ。

 

 

 

【比較】なぜ世界中の投資家は高配当株投資をしないのか

f:id:shiawase-investor:20190715130721j:plain

最近、私の中で高配当株投資がキーワードになっています。キーワードになっている、というのは、投資しているということではありません。

なぜ高配当株が毎月あるいは毎年何百万円と配当を生むような魅力的な投資なのに、投資家の多くがやらないのかが不思議、という思考実験の材料としてキーワードになっているのです。

今日はとあるチャートから、考えてみようと思います。

 

 

なぜ高配当株は圧倒的な主流投資術ではないのか

投資家の投資志向シェアなんぞあるわけではないので、実際どんな投資手法が支持されているのかは知りません。ただ「高配当株投資」という手法がダントツのトップではないことは印象として確からしい。

ツイッター、ブログ、何でも覗けばすぐに分かりますが、高配当株によるキャッシュフロー重視の投資手法はかなり魅力的です。

投資すればするほど、毎年の配当金が積み上がる。努力の結果が翌年には分かる(勿論早ければ四半期後に分かる)という見える化」がしやすい点で、相当に楽しい投資であると思います。

私がこうして思考実験しているのも、正直な所、高配当株投資が超魅力的に映っているからです。こんな楽しい投資あるのか、なんて思ったりしています。

チャートから考える

一枚のチャートがあります。

バンガード社のETF4本について、2007年1月1日より配当込みのリターンを描いたものです。

f:id:shiawase-investor:20190812224432p:plain

https://www.etfreplay.com/charts.aspx

【凡例】

VTI(米国株) VYM(米国高配当株) VWO(新興国株) VT(全世界株)

 

結論から言うと、VTIが最もリターンが高く、新興国株が最も低リターンでした。

今回の話の趣旨に合わせると、VYM(米国高配当株)VTI(全米国株)にリターンで敗れています。

高配当株は米国の「平均配当株」に勝てなかった

結局のところ高配当株は、選定する事無くただ全米の株式を保有した場合に比べて、低リターンだったと言えるでしょう。

これ印象的には「???」という感じです。

アメリカ一強、最強説

このチャートから確実に言えることは、高配当か否かを問わず、米国株のみに投資するのが一番儲かった、という事実です。ただ「過去の」事実ですね。

「過去の」と強調するのは、切り取る部分で結果が違うからです。新興国株の動きを見てください。先進国よりアウトパフォームしている時期もあったのです。あくまで現時点から振り返れば米国株式は紛れもない最強株式ですが、これから将来に別の地点から振り返ると結果は違う可能性があります。

高配当株とは何だ

話は逸れましたが、一体高配当株投資ってなんぞや、ということです。

恐らく私の中で一番心に引っかかるのがこの禅問答です。無配株と高配当株のリターン論争も世の中にはあるようですが、私の中ではこの宗教論争において高配当株に自信をもって手を挙げることができないから、二の足・三の足を踏んでいるのだと思います。

経営者の立場に立って考えた場合、これから毎年倍々ゲームで伸びるような会社を経営していて、株主に対して配当を増やそうなどと考える訳がありません。

結局、配当を出すと言う事は株主に金をタダでばら撒くことであり、それ自体が事業価値を向上させる訳ではないのです。社内で再投資した方が事業を伸ばせるのであれば、配当を出さないでしょう。つまり配当を吐き出すということは、投資先がないということなのです。

投資先がないという事は、未来の事業成長余地も限られる、とは考えられないでしょうか。

どんな投資をするにせよ、必ず穴はある

投資手法においては、まさに宗教論争です。あまたの個人投資家が自らの投資手法を信じて投資している以上、互いに議論しあっても終わる訳がありません。

高配当株投資家には彼らなりの信条があるのであり、それに対して私のような中途半端な人間がとやかく言う筋合いはありません。

本記事はあくまで私の思考実験です。他意はありません。 

 どんな投資にもメリットがあり、デメリットがあります。穴の無い投資など無いし、仮にあるとすれば、瞬時にやり方が世界に広まるはずです。投資の世界は個人だけではありません。ハーバードを首席で卒業するような人間が束になって、自らの生き死にを賭けて戦っている場所でもあるのです。

【ポイント投資】ポイントで投資した場合の損益計算方法はどうしたら

f:id:shiawase-investor:20190810144001j:plain

私はSBI証券楽天証券を使っています。直近でSBI証券がTポイントに対応し、それぞれの証券会社でポイント投資が可能になりました。

ポイント投資した場合の損益計算をどうしようかと思っています。

 

 

Tポイント、楽天ポイントで投資した場合は投資額に含めるか

ポイント投資した場合、そのポイントは投資額に含めるべきなんでしょうか。

実際ポイント自体は確かに現金相当な訳ですが、タダで付与されているものですよね。ある意味配当的であり、投資額に含めなくても良いと思っています。

ポイントはタダと考えるか、現金と考えるか

結局、ポイントってタダで付与されているので、別にこちらが現金として払い込んでいる投資額ではありません。

でも投資額に含めなかった場合、計算上は損益が強烈に改善してしまいます。それが何か不都合かと言われると、そんなことはないだろうな、とは思いつつ、何となく後ろ髪を引かれています。

皆さんはポイント投資分を投資額に含めていますでしょうか?

ポイント投資は魅力的

ポイント投資は魅力的だと思います。

私はまだポイントで投資したことはないのですが、緩やかな楽天経済圏の住人なので、楽天ポイントが結構溜まります。

現在楽天証券では、息子の18年ファンドを運用していますので、そちらの投資分として今後は使用していこうかな、と思っています。

貸株と言うサービスがありますが、保有投資信託額に対してポイントが付与されるとなると、ある意味そういうイメージにもなりますよね。

複利の効果が増大するので、積極的に使っていこうと思います。