現実的な投資アイデアではなく、単なる興味関心でのネタ話。
銅価格が上昇
足元で銅価格が上昇して高値圏に戻ってきているようです。コモディティは範疇に無いので手持ちはありませんが、また銅の話題を目にすることが増えてきました。この前まで銅はEVの増加によって需給がタイトになると言われていました。EVの販売が中国中心に鈍った今となっては、AIに関連して需給がタイトになると理由が変わっているようです。事の真偽は未来になって見ないと分かりませんが、いずれにしても電力需要を起点に再度盛り上がっているようであります。
ちっぽけな地球
投資とは全く関係なく、最近は宇宙関連の動画をよく見ます。地球が文字通り無数にある星の一つだと改めて見せつけられると、自分が何とちっぽけな存在なのだろうなどと思い、良い意味で悩みが矮小化されてストレスが小さくなります。悩んだら地球儀を回して眺めろ、なんてアドバイスを昔見たことがあります。
いずれにしても、壮大だったり危機だったりこの世の終わりだったり、事を深刻に考えがちですが、少し引いて見るとでっかい地球の局所的な問題であり、もっと引いて見るとその地球ですらちっぽけな存在だと分かります。
不可能を可能にする
スペースXを中心に宇宙開発も進展しているように素人目には見えます。月に基地を作って、水を水素に変えてエネルギー利用するとか、月の資源を採掘して利用するとか。なんとも夢のある話ではありませんか。
翻って銅の話ですが、銅という物質の代替はそうそう見つからんという事らしいです。詳しく調べてませんが、枯渇しそうだったらこっちに切り替えましょう、みたいな簡単な話ではないということなんでしょう。銅価格の上昇も、最近めぼしい大型の銅鉱山が発見できていないことも含めての需給懸念であったりします。
また話は戻って宇宙です。月に銅資源があるのか私には分かりませんが、宇宙開発によってこれまで限られていると考えていた資源が新たな埋蔵量として加算される未来もあるかもしれません。そういう視点で言えば、銅はもう見つからないと思っていたけど宇宙には山ほどありましたよ、となれば価値も大きく変わってくるんだろうなぁ、なんて思いました。
コモディティに関しては代替が効かない、埋蔵量が限られているなどが供給側の価値になっていることが多い気がしますが、私としては何らか人間というのは不可能を可能にしてきた歴史を持っていて、そう代替などできないと言われているものでもそれを乗り越えて先に進める力を持っているのでは、なんて思います。それが銅の代替品の発見や開発だったり、新たな埋蔵の発見(宇宙開発)だったりするんだろうと思いますが、未来はいつでも不可能を可能にすることによって切り開かれてきました。
もちろんこういうことは妄想に他ならず、現実的には全く役に立つわけでもない戯言です。しかし大きな歴史の流れにあっては、無理と言われることも乗り越えるだろうとどこかで思っておくと、将来予測を過剰に信じないようになれるという点で有用かもしれません。
ちっぽけな地球、無限の宇宙。ミステリアスで魅力的な分野ですね。
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