私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

つみたてNISAの積み立て銘柄をオール・カントリー(オルカン)に変更

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来月から、つみたてNISAではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を積み立てることにしました。

 

 

個別アセットの積み立て

これまで、夫婦の老後資金用のファンドでは、eMAXIS Slimの個別アセットを組み合わせて積み立て投資をしていました。

  1. eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX
  2. eMAXIS Slim 先進国株式
  3. eMAXIS Slim 新興国株式

自分なりにアセット割合を変えたり、出口戦略でどのアセットを解約するか自由度がありそうということで個別に割合を決めて投資していました。

あとは個別で組み合わせた方が信託報酬率が安かったので、ということもあった気がします。

ただ、オール・カントリーの信託報酬率が「0.1144%以内」になっており、個別に投資するより安いのではないかと、ふと思いました。

少々衝動的ではありますが、つみたてNISAの設定変更をした次第です。

 

オール・カントリーに一本化

新しく買い付けるわけなので、また銘柄が増えてしまいますが、もはや全世界投資をする上で新興国を高めようとか、日本株を多く持ちたいとかいうこだわりが一切なくなりましたので、一本化した方がいいのではないかと思ったのです。

子供の教育用ファンドでは、オール・カントリー一本にしていますので、ポートフォリオのシンプルさが感動的になっています。

私の場合、S&P500に格別の思入れがあるわけでも、新興国の成長性に賭けたい気持ちがあるわけでもないので、世界株式の加重平均で勝手に割合を決めていただいて結構、という感じになっています。

オール・カントリーの投資割合は・・・

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こんな感じらしいです。55.8%がアメリカということで、半分以上なんですけどね。

この状況も今に始まったことではないですし、私としてはだからアメリカだけに投資すればいいという派閥でもないので、この割合で結構です、ということです。

 

自動化にシンプル化を付加

ただ実際には、米国個別株もまた買ってしまい、何銘柄か保有している状況です。(投資方針ブレてません?)

ちょっと日本株の個別も狙っていたりとフラフラ路頭に迷ってますが、インデックス投資が投資資産の多くを占める状況を崩すつもりはありません。その点では、結構筋金入りのインデックス信者である私です。

インデックス投資については、値下がりしたタイミングで買い付けるような器用な手法もあるようですが(バリューなんちゃら?)、私はそこまで手間暇かけるような魅力がインデックスにはない※ので、完全自動化してしまおうかと考えています。

※数万円の買付ではもはや平均取得単価が下がらず、狙って1,2万買った所で収益改善はほとんど見込めない

実際妻名義のNISA口座はまだ開設していないので、来年あたりつみたてNISA口座を作って、夫婦2つのつみたてNISA口座で年間80万円のインデックス投資を確定してしまおうかとも考えています。

今月はボーナスもあって単月で相当投資できていますが、これも本業が好調なためで、1,2年前までは年間80万円のつみたてNISA口座枠を使い切る自信がありませんでした。

ここまで本業を頑張った自分をほめてあげたいくらいですが、来年以降は年間80万円もコンスタントに消化できそうなので、真剣に考えてみたいところです。

インデックス投資は自動化&シンプル化でほぼ手間をかけずに回していく方がいい気がし始めました。

今回はその一歩と位置付けています。

 

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【J-REIT】ホテルリートとホテル株を考える

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本業で疲弊していてブログが書けませんでしたが、ぼんやり考えたのがホテルREITよりホテル株の方がいいのではないかと思った件です。

 

 

ホテルREITを狙っている(た)件

ホテルREITを長らく狙っています。 

shiawase-investor.hateblo.jp

ただ狙っていたREIT銘柄を一通り揃えた結果、若干REITへの追加投資熱が冷めています。。。

そんな折、ホテルREITよりホテル株の方がいいのでないかという新しい発想が生まれました。

 

米国株を見ていて思ったホテル株

米国個別株を見ていて、マリオットやハイアット、ヒルトンといったブランドホテルの企業を目にして、ふとホテルREITのことが頭をよぎりました。

観光産業について、個人的には伸びしろのある産業だと考えていますが、そのホテルについて不動産以外の形で収益にありつく方法もあるのではないかということです。

 

ホテルREITとホテル株

「ホテル」の収益に対するアプローチ

ホテル企業のことについて、殊更詳しく勉強しているわけではないですが、ホテルREITとホテル株ではその収益にどのアプローチで迫るのかが違うというのはぼんやり考えた次第です。

 

不動産かオペレーターか

一番の違いは、ホテルの収益を「不動産」で得るのか、「運営」で得るのか、の違いではないかと思います。

どうやらホテル企業も直営ばかりではなく、不動産を切り離すのは通常の動きのようですね。不動産には不動産のリスクがある訳なので、その部分は切り離してブランドなりオペレーションなりで収益を取ろうという身軽な経営でしょう。それは腑に落ちる流れだと考えています。

なので、ホテルREITで狙うのは「ホテル不動産」からの収益、ホテル株で狙うのは「ホテル運営」からの収益と考え分けることができそうです。

 

不動産ならミクロ視点

少なくとも日本のホテルREITの場合、ほぼ国内施設が投資対象ですから、どの地域のどこにあるどのようなホテルかは分かります。

その点において、ピンポイントに収益を狙うことはできるかもしれません。例えばディズニーランドが開園すれば、、、みたいな感じですね。(インヴィンシブルw)

もちろん分散投資されていますから、旗艦物件でもなければ収益は限定的かもしれませんが、、、

一応考え方としては成り立つと思います。

 

オペレーターならマクロ視点

一方で、ホテル企業に投資する場合は、そのオペレーションから収益を上げる形になるでしょう。

今回グローバル展開のホテル株しか大して見てないわけですが、そうなると視点はミクロよりマクロになるでしょう。

またホテルのブランド力やオペレーション力、ビジネスモデルなど、いわゆる個別企業の強み弱みが投資の視点になるはずです。

 

ホテルの収益をどう取り込むか

私は完全なるキャピタルゲイン狙いでインヴィンシブルを保有しているわけですが、何となくホテルREITの収益の上げ方に疑問を感じるところがあります。

変動賃料の形で賃貸収益を伸ばしていく戦略がイマイチ私の中でハマっていません。

不動産のアセットからボラのある収益を期待していいのか、がうまく折り合わないのですよね。

今回のコロナでインヴィンシブルの分配金が吹き飛んだことは、ある意味コロナという感染病による特殊事情だと個人的には思っていますが、それでも不動産で変動賃料ってどうなの、と思う次第です。

アプローチの違いだけであれば、あえて不動産から収益に向かっていかなくてもいいかな、と思います。

ちょっとこれは今後の自分の課題になりそうです。

 

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