私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

今年の目安資産額を達成して終われますように

今年も残り1か月強となり、年末にかけてイベントは残されているもののもはや消化試合のような雰囲気を勝手に漂わせております。今年の締めくくりは良いものであることを願います。

 

目標の年間入金額はクリア

KPIとして持っている目標の年間入金額は、現時点で無事クリアできました。多少ドーピング(投資外の預金崩し)していますが、トータルで見ればタイミングのずれだけなのでヨシとします。入金額だけ明確に目標化して取り組んでおり、それなりに高いハードルだったのでひとまず安心しました。来年以降も同水準で数年続けることが想定されますので、引き続き目標達成をしていきたいと思います。

実際の所、本当に入金によって資産額を積み増してきており、その意味では預金とほぼ変わらないような資産形成をしています。アクティブな投資が上手ければ上乗せ分も大きくなるのでしょうが、今年一年通じて自分は残念ながらそちら側の人間ではないことが改めて分かりました。

 

目安の資産額は一進一退

残るは目安として持っている今年の総資産額が達成できるかどうかです。こちらはインデックス主体の私にとって外部要因が大きすぎるため目安としての参考値になります。現時点では上振れしてくれそうですが、年末までのラリー相場が想定されているようなので、フィニッシュのタイミングで株価の水準がどうかに全てかかっていると思います。今月および来月の入金ベースでは達成は現実的ですが、最後は相場が決めてくれることになりそうです。

 

良い年末年始を

また年末年始にでも総括をしたいと思いますが、今年は本当に辛い場面の多い1年でした。2021年で踊り狂った反動ではありますが、決して投資が上手いわけではないんだぞ、という当たり前のことを改めて突き付けてくれた大事な1年のように思います。

実は一部円安の影響を加味していないという保険をかけての資産額算出をしているので、実態の為替レートを反映すると資産額も上振れするのですが、その影響なしで見ても、何とか資産を増やすことができそうなことは非常に嬉しいことです。

本格的に個別株に取り組んだ挙句に爆損をこいたりと非常に非生産的なことを積み重ねましたので課題は多いのですが、学びという点ではたくさん得るものがあったのではないかと思います。

残り1か月で相場がどうなっていくのかは分かりませんが、願わくは少し良い締めくくりとなってくれればなと思います。(しかし気持ちは消化試合...)

 

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大半の日本人はどうせ投資で失敗するので、やらないことも幸せな人生なのではないか

政府の掲げる「資産所得倍増計画」が今一つピンと来ず、NISA拡充の話で全て終わるのではないかと思ったりと懐疑的な私ですが、一般的にはNISA拡充も含めて否定的な人がかなりいるのかもしれません。

 

資産所得倍増やNISA拡充に対する批判

様々な批判があります。その中でも私が気になるのは

  1. 金持ち優遇
  2. そもそも投資資金がない
  3. 投資はギャンブル

でしょうか。

 

金持ち優遇

NISAの拡充にあたって、年間の投資可能枠をどこまで広げるかが論点にありますが、政府の想定する中間層(謎)に対しては年間100万円や200万円は現実的ではないとのことです。確かに平均年収では400万円台なので、年間100万円なら額面の1/4に達するため中間層ではないのでしょう。

また、投資可能枠の拡充は結局金持ち優遇にしかならないという話になってきます。格差の拡大であるという事ですね。個人的には格差の拡大に危機意識を持っていないので、問題認識を共有できないのですが、全体のパイが限られており、その中で他者と取り合いをしていると考える流派の方々には、金持ちに金をさらに稼がせることで自らの貧しさが更に深まるとの考えがあるようです。

個人的にはパイそのものが拡大する発想であり、また隣人が年収いくらであろうが、直接的に私とは何ら関係ないと考えているため、こうした批判は良く理解ができていません。隣の旦那の年収が下がれば、あるいは今以上に富ませなければ、自分が豊かになっていくのでしょうか。そんなことは無いように思うのですが...

 

そもそも投資資金がない

給与が上がらない問題がクローズアップされている昨今、この声は大きいように思われます。そして実際、絶対額として余裕がない人たちがいるのも事実です。

私としては自己責任論を振りかざすつもりはないですし、経済的な困窮には自分がコントロールできない運その他の要因が多分にあると考えているため、投資資金がないという事に対して強く批判する気持ちはありません。たしかに日本にも貧困と指定できる層が一定あるのは事実であり、それは問題です。

しかし、大きな考え方として、無いことを理由に挙げて何もしないことは投資に限らず良く見られるイケてない意見でもあります。所謂学歴が無いから、人脈が無いから、と同じ類の話です。

投資界隈では異次元の入金力を持っている人も山ほどいるわけですが、毎月数千円、数万円を頑張って何とか捻出している人たちも実際にはたくさんいます。無いから、ではなくどうやって作るか、を考えることがどんな世界でも大事なように思います。ましてや投資資金を国に求めたり、給与が低いことを全て国にどうにかしてもらおうという発想は流石に他力本願過ぎだとも思います。

 

投資はギャンブル

GPIFの損失報道然りで、投資=ギャンブルと固定観念で捉え、一切勉強しない人もまた多数いるように思います。たしかに投資はギャンブルかもしれません。しかし競馬やパチンコで金を投じるのとはわけが違うという事です。

投資には詐欺も横行します。足元ではFTXもそうかもしれませんが、プロでも引っ掛かることはあるわけです。詐欺でもギャンブルでもないとは確かに言えないかもしれません。

それでも例えばインデックス投資をかじった上でもまだギャンブルと言えるかどうか、そんなレベルでも結局は知ろうとしないが故に固定観念から抜け出せないということの典型ではと思ったりします。フラットに、本当にギャンブルなのか?と検証する意味でも多少なりとも本など読んだことはあるんだろうか。そんな風にも思います。

 

どうせ投資に失敗する人たち

言葉が悪いですが、結局の所はこういった人たちがNISA口座を持たされて、変に投資に駆り出されて、となると最終的に損をして退場していくだけではとも思います。

金持ちに批判的(=お金が好きではない)だし、自身の給与や家計も他力本願で、基本的に勉強もあまりしない傾向にある。投資は自己責任で、と真顔で言われてしまう(だいぶ)変な界隈なので、騙されようが何しようが結果自分の責任として返ってきてしまいます。そんな世界線で悠々自適に投資し続けられるマインドには無いと思うのです。

そういった意味で、必死に投資に招き入れても散々罵詈雑言を吐いて退場していくだけの人たちなのかもしれません。投資をしない方が幸せな人生も、実際たくさんあるわけです。

 

恵まれていることに感謝して続けよう

冷淡に考えてみましたが、要はあまり他人の意見は関係ないという事です。

それよりもポジティブに捉えると、既にNISAに取り組んでいたり、リスク管理しながら継続的に入金できているのであれば、大変恵まれているんだということです。もちろん、結果的に儲けられるかは誰にもわかりません。最悪の場合は投資しない方が手元にお金が残ったなぁという人生もあるかもしれません。

ただ一般人が投資を継続的にやっているというのは、マインドとしても比較的自助努力の思考が強いのではないかと思います。家計管理をして、投資資金を確保して、ポートフォリオを考え、リスク管理しながら上げる日も下げる日も一喜一憂しながら、あるいは耐え忍びながらやってきているわけです。自分の努力でできることをやっている、それだけでだいぶマインドとして立派なのではないでしょうか。(投資しているかしていないかは最終的には関係ありません。預金100%でも蓄財しているのであればマインドは同じです。)

ネガティブな意見の大きさが目立つのですが、既にやれているなら、そういう環境に、自分に感謝しながら今後も継続し、良い未来を掴めばいいのだと思います。お金では買えない大事なマインドを既に持っているということですから。

 

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