長らく考えて混んでいる個別株の取引きですが、今月から取引ルールを定めて投資していこうと思います。
個別株投資をする意味
私は元来、インデックス投資からスタートしましたし、今でもインデックスの有用性を信じています。自分なりに信じているものに沿って、投資信託のオルカンを据えて投資していますが、その中で個別株投資をする意味は何だろうと考え続けています。
まだ答えは見つかりませんが、合理的に考えれば指数のアウトパフォームは要素としてあるだろう、むしろ無いとダメであろうとは思いました。
それでもインデックス投資を信じている以上、長期的に勝つことが極めて難しいものとは理解しつつ、ロマンを追いかけるのもありだろうと思う次第です。
そう考えると、
- アウトパフォームするために必要な個別株投資のレベルアップ
- アウトパフォームできないことを前提にしたポートフォリオ作り
が大事になってくるだろうと考え、1は個別株投資のルール策定、2はインデックス投資比率の引き上げで対応することにしました。
個別株投資のルール策定
投資のルール、売買の考え方の構築になります。これについては終わることが無いだろうなと思いますし、実際に取引して成功すること、失敗することを通じて進歩させるしかないと思っています。
これまで、欲しい銘柄をただ買う、その日下がったから買う、自分の平均取得単価を基準に買う、と何となく投資して来ました。別にそれが悪いとまで思っていませんが、もう少し考えて投資できるようになりたいと考えた次第です。
まだルールとして、ロスカットなど揃っていない項目はあるものの、とにかくやってみようと思い、今月から実践投入しつつ、そこで得るものを踏まえて改良、あるいは破棄をしてみようと思っています。もはや実験ですね。
インデックス投資比率の引き上げ
一方で、インデックス比率を今より高めて、凡人の私が個別株で資産を無為に棄損しないようベースのリターン/リスクを確保していきます。
個別株に夢中になるあまり、インデックス投資比率が下がってきてしまっていたため、改めてインデックスで長期の恩恵を得るという部分をしっかりやっていこうと思っています。
仮説を当てるゲーム
今回の取り組みでリターンが得られるのかは分かりませんし、確率的には無理だと思っていますが、これは一つのゲームなのだと思いました。
自分はこう考えて株を買った。その論理・仮説に対しての答えがタイムラグもありながら市場から返されるというゲームです。
今までの個別株の売買では利益もあったし損もありました。でもその双方ともに理由があまり定かではないという実態があります。上がったから、下がっちゃったから、とすべてはその日の相場のせいという感じから脱却したいなと思っています。
自分で考えてみる。それに沿って行動してみる。その行動が正しいかったかの答えを市場から貰う。そういうやり取りの中で、何が失敗で、何が成功かをまた考える。
そんなサイクルの中で、これから長い時間を掛けながら楽しく、ほとんどの時間を辛く過ごしていけたらなと思います。
私は機関投資家ではないので、外部からのプレッシャーがあるわけでもありません。自分が納得いく投資ができるよう、日々、あるいは年々でも進歩していければと思います。
個別株は大変。でもなんか楽しい。そこでの失敗が致命傷にならないよう全体をコントロールしつつ、味わい深い日々を過ごせれば幸いです。
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