9月最後の1週間が始まり、翌週からは今年最後の1Qがスタートします。足元は相場環境が最悪ですが、年末まで米国個別株にどう取り組んでいくか考えました。
ポートフォリオの強靭化
現在足元で進めているポートフォリオの強靭化を進めていきます。これには買付と売却がともに必要になってきます。
買付
新規
ウォッチリストの整理を通じてピックアップ済み、買い付けにあたっての価格も設定済みのため、ルールに従って価格が折り合えば入ります。相場の雰囲気も見はしますが、基本的には決算の方が大事になってくると思います。
ただしいきなり大きい金額を入れることはしません。性格的にもできませんので、小さく入りながら保有割合を数段階に分け徐々に高めていく形になります。
保有
保有株の買い増しもルールに従って行い、こちらも新規同様に決算がキーになってきます。コアサテライトの形を取っているため、買い増しに当たってはコア銘柄が優先されます。現状コアの比率が著しく低いため、各銘柄の割合は大きく変わっていくことかと思います。
売却
現状、またこの先の水準もトリミングができるような水準ではないので、基本的にはポートフォリオ入れ替えに伴う手放しの意味での売却になります。ここは悩みどころですが、ベア相場とは言いつつブルトラップも含めてボックスでの上げ下げはあると思うので、それを利用しようかとも思うものの、そんな不確定なことに依存していては進まないし事態は悪化するばかりなのでどうしようかと思っています。
感情的には取引ルール適用前の雰囲気銘柄はリセットしたく、愛着を無視してやりたいなと思います。
顛末の想定
基本的に今は株の見通しは下であると思います。
ハードランディングの場合、S&P500は3,000まで下がるとの見通しもあるようです。3,000となるとコロナショックからの回復途上の水準です。
現状は今年6月の安値水準を割るかどうかみたいな世界観で3,700弱。これが3,000まで下がるとなると、ここから20%くらい下がることになります。
既に去年年末の高値4,800弱くらいのところから下げてきて今の水準になっていますから、3,000まで下がってしまうとトータルで40%弱下がることになり、これはコロナショックを超えるというエグい状態になります。
今の時期に買いに回るという事は、こういう衝撃を真に受けることになりますから、今回の取り組みが失敗だった場合は損失が膨らむことになります。
ただ、私の全体のポートフォリオとしてはインデックスの方が圧倒的に多いため、個別株単体で全体が棄損するようにはなっていません。(もちろん、インデックスもインデックスで下落して損失を重ねていくわけですが。)
個別株に関しては損失に繋がったら繋がったで、勉強代にするしかありません。
- 現金の方が良かった
- インデックスよりは良かった
- インデックスより悪かった
のいずれかになると思いますが、1の場合は買い行動それ自体が誤っていたわけなので、取引ルールの改善につなげていきます。
2の場合は、買い行動が誤りだったことはあるもの、株式投資それ自体では良かった点とも考えられます。取引ルールの有効性も見つけられるかもしれないので、これはこれで金銭以外に得るものがあると思います。
3が一番最悪で、買いという誤った行動をした上にインデックスより穴を掘るという事なので、買値が誤っていたことに加え、銘柄のピックもおかしいという事になります。これは考え物なのですが、個別株投資そのものを今一度再考するしかありません。
少なくとも、今後の投資から学びを拾いたいと強く思っています。何となく買って何となく損したり儲かったりするのはもう十分です。損する理由、儲かる理由、いずれであっても自分の中では一定の示唆を得てやろうと思います。
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