私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

AI相場の片隅で埃を被る私

目下株価は好調です。Xを覗いていると、マルチバガー、資産最高額、FIRE達成などなど明るい話が多くなったように思います。私はそのお祭りの隅っこで埃を被っています。

 

お祭りの片隅で

足元の相場はAIであるように思われます。その中心に半導体があり、そうでなければ肥満薬でしょう。まさにビッグウェーブが来ており、株価も好調です。

ダブルバガーがXのトレンド入りをするような状況で、私はいつもの通り関係者ではなく、一人寂しく隅っこで佇んでいる気がします。保有銘柄の内、今の相場に乗っかっているものはMicrosoftだけで半導体保有していません。そのMicrosoftですら上位5銘柄にも入らず、僅かとまで行きませんが、1枚噛む程度に保有しているに過ぎません。

一応これでも米株で2バガーを出していたり、毎月入金してますから当然とはいえ資産も最高額を更新しています。それでも何となく侘しい感じがしてならないという欲深い人間です。

史上最高値を更新している今の状態を割高だという人もいれば、将来を見据えると割安だという人もいます。結局いつになっても未来のことは分かりません。何回バブルを経験しても、今自分のいる環境がバブルかどうかは分からない世界が続いています。

 

バブルか先取りか

今思えばコロナ後のIPOブームは一種のバブルだったかもしれません。私の苦い経験では、マルチバガーになった銘柄を最後は”損切り”するということもありました。巷ではものの数週間で2バガー、3バガー、4バガーが続出していた時期もありましたが、今となってはチャート上での大きな山として残っているに過ぎないのは周知の通りです。

Zoomは世界を変えると言われました。その他のIPO銘柄も成長性が全てを正当化しており、PSRをよく目にしていた記憶があります。今となっては鼻で笑われるようなことですが、Zoomは永久保有銘柄と言われる場面もあったんですよね。

ちゃんとした投資家はこれが一過性のブームやバブルと思って投資していたと思います。でも私のように頭のどこかでそんなことを思いながらも、将来性の話をファンダメンタルだと思い、あたかも目の前の成長が今後も続いていくようなことを無意識に思って投資していた人もそれなりに居るんだろうと思います。私の場合は、それが損切りという形で終わったというだけの話ではあります。

目の前の価格がバブルなのか、それとも収益の先取りなのかはこの先も私には分からないんでしょう。

 

馬鹿馬鹿しいことのその先に

米国株ではAI/肥満薬のテーマに乗れず、日本株では大型株の恩恵も受けず、巷の話題で私が直接的に関係者として祭りの中心にいる集団の一人になることが本当にない状況です。個別株を選んでもETFに抜かれ、グロースを買っても大型バリューや高配当に余裕で負ける状況です。端的に言えば”馬鹿馬鹿しい”と思う場面も無いわけではありません。

結局、指数に勝ったから大満足という単純な話でもない(欲豚)ため、変に落ち込んでいても仕方ありません。散々失敗してきた挙句、米国株の方は落ち着いたポートフォリオになってはいるので、自分の戦える土俵で人生に必要なお金を作っていくしかないのだろうなと思います。

この先もあまり華々しい投資家人生を歩むことはないと思いますが、それもまた人生という事で地味に資産を作っていこうと思います。資本主義の闇。それはどれだけ得ても満足に至ることは無い、という事です。さぁ、資本主義にどっぷり浸かって行こうじゃないか。

 

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