シリーズ第2回は星野リゾート・リート編です。
欲しいREITです・・・
基本情報
投資関連指標
急落前の水準めがけて回復中、という感じでしょうか。投資口価格が高いのが、個人投資家としてはネックになりますかね。
主要な物件
いわゆる星野リゾートで思い浮かべる施設があまり上位には入ってこない。
www.anacrowneplaza-hiroshima.jp
RevPARが2019年決算時に10,142円、ADRは同12,273円なので、安くもないですが、いわゆる高級ホテルではないですね。
地域の分散度合いは良い感じです。最も多いのは中部地区ですね。
外部成長戦略
今後はポートフォリオに占める星野リゾート運営の比率を50%超まで上げる目標のようです。
確かに星野リゾート・リートという割に、基幹ブランドの施設が少ない印象です。
内部成長戦略
「魅力投資」を実施します。つまりホテルの改装ですね。ある意味この辺りは星野リゾート自身の強みでないかと思います。
考察
欲しいREITです
個人的には欲しいREITになります。星野リゾートのブランドであったり、再生力を含む運営力には期待が持てます。
一方で、今の水準は高すぎるように思っています。具体的にどういった財務的視点からか、という定量的な話はないのですが、ブランドに対する上乗せがあるような気がしています。星野だから大丈夫だろう、というやつ。
IRに不安
あと個人的にIRに不安があります。コロナの影響下にあって、若干投資主対応が疎かな感じがしています。ホームページこそリニューアルを通じてきれいな感じですが、中身が伴っていない気もしなくもない。感覚論ですが、もう少しIRに力を入れてほしいです。
今後どうする
欲しいREITではあるのですが、投資口価格が絶対値として高すぎます。割高ということではなく、金額それ自体です。
もうこのまま上がるようであればご縁はないものと思います。
ポートフォリオにもう少し基幹ブランドの施設が混ざってくれると嬉しいですし、もう一度値段が落ちてくるようならぜひ買いたいと思います。