私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

与えられたカードを最大限生かして資産形成すること

心理学のアドラーの言葉に「重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。」というものがあります。投資、あるいは資産形成にも当てはまりそうです。

 

与えられたカードは一体何か

意訳ではありますが、自分に与えられたカードを最大限生かして資産形成をすることが大事だなと改めて思います。そしてその延長線上には当然、自分自身の人生があります。

投資界隈、色々と恵まれた人が多いように思います。親の遺産で資産ができた人、年収が高い人、頭が良くトレードで勝てる人、何でもいいですが、自分が持っていないものを持っていて、資産形成できる人生が存在します。

誰にでもできる資産形成とは名ばかりで、親の多額の遺産を元手にスタートラインが有利な人、副業含めてそもそも年収が高い人、そんな話を聞いてはやや残念に思う場面は誰にでもあるものではないでしょうか。

結局の所、何も持っていない中で、そういった持つ者の成功体験はあまり役に立たないかもしれません。

誰もが遺産を期待できるわけではなく、また年収が高い訳でも、頭が良いわけでもありません。どれか一つあるとか、どれもないとか、そんなことの方が確率的には多いことでしょう。私も何度か打ちひしがれることがありました。

しかし投資に限りませんが、結局は生まれた時に、あるいはその後の人生で配布されたカードの中でしか切ることはできません。遺産をねだっても、高年収を望んでも、カードを持っていなければそれは仕方のないことです。自分に与えられているカードが何なのか、良い悪いではなく、それを受容して最大限活用しながら資産形成、ひいては人生を送っていくことが自分らしい生き方なのではないかと思います。

 

他者と比べることなかれ

個人投資家の投資において他者と比較することは、ご法度とされることが多いように思います。私もあまりいい思い出がありません。何より、与えられたカードが人それぞれ違う事から、比べることそれ自体がApple to Appleではないのだと思います。

自分の人生を生きていく上で必要な資産形成をしています。それに対する正解は自分自身にしかなく、他者との相対比較では浮かび上がってこないという事かもしれません。

勿論、投資は結果が数値で横比較しやすく、明確に勝ち負けが出る性質のものです。比較をしないという事は結果から逃げているとも言えますが、結局の所、自分の人生に必要な金額があればOKとなる世界線においては、相対比較での勝ち負けがイコール結果OKとはならないわけなので、本質的には逃げであっても良いのかもしれません。

抽象的な事ばかり考えていますが、物事の一つ一つを丁寧に考え、自分の中での答えを持っておきたいなと思いました。

 

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