自身のポートフォリオについて改めて考えていかないといけないなと思います。投資は奥の深いゲームです。
ポートフォリオは総合力
投資は攻撃力でも防御力でもなく、総合力であると最近改めて思うようになりました。去年からのハイグロ投資は攻撃力全振りの行動でしたが、結果は見ての通り大暴落で、今は清算してしまったとはいえ、握り続けていたら-80%などといった含み損を抱えていたことかと思いますし、実際にその位の規模で心が折れて清算しました。
この先株価が戻るかどうかは全く分かりませんが、攻撃力全振りすれば食らう一撃が大きく、防御力全振りすれば全体が伸びる中で取り残されることになります。
キャピタルゲインを得ること、インカムゲインを得ること、それらはどちらも手段でしかなく、最終的には資産の最大化が目的になっているはずです。しかし、投資に熱中するとある時からキャピタルゲインを得ること、インカムゲインを得ることそれ自体が目的化してしまうことがありました。
しかし資産をより効率的に最大化できれば良いのであり、手段はキャピタルゲインもインカムゲインでも構わないはずです。そうなると、攻撃力や防御力に全振りするのではなく、”良い感じ”で資産を増やし、資産を守るポートフォリオがやっぱり大事だなと思います。総合力で戦っていくのです。
インデックス投資も踏まえた個別株投資
私の場合、ポートフォリオ全体でのメインはインデックス投資になります。これも踏まえて改めて個別株も考えないといけないんだと思いました。
既に個別株のセクター分散は無視しています。オルカンがメインなので、個別株だけのポートフォリオで頑張ってまでセクター考える必要がないと判断しています。買いたいかどうかが先であり、このセクターを含めるために何か選ぶという事はしないように腹を括りました。
またインデックス投資を信じていながら敢えて個別株投資をするわけなので、実際はともかく指数に勝とうとしなくてはなりません。インデックスと個別株の併用が論理で一貫するのはそれしかないように思われます。(ただ突き詰めれば、個別株でアウトパフォームするのであればインデックスにリソースを割かないのが最適解になるのは当然です。)
また今GAFAMを買い進めようとしているのですが、これも極論QQQの中身が4割以上の割合でカバーしているため、改めて個別株として比重増やすのかを改めて疑問に思ってしまいました。
私の場合はこういったインデックス投資にリソースの大半を割いていることを踏まえた方針作りが大切なんだと改めて気づかせていただきました。
個別株を買う理由を確かめる
一服した個別株投資の思考実験ですが、やはり考えがまだ全然浅いと改めて考えさせられます。売買記録もそうなのですが、まずは基本に忠実に取り組もうと心新たにしました。
また改めて、無理に何かに駆り立てられるように投資することはないと痛感させられます。無理に買う必要はない。それが個人投資家として外部のプレッシャーに晒されないことの利点でもあるのです。
ポートフォリオをもう一度見て行こうと思います。なぜこの株を買うのか、自分の中のストーリーは何なのか。自分の中の仮説を明確にしなくては、結局大きな枠組みの中では雰囲気投資から脱却できません。
投資は深い。実に深い。深淵がこちらをのぞき込むくらいには深い。
そして面白い。
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