私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

この先グロース系投資家が覚悟すべきこと

TLT(米国超長期国債ETF)がこれから来るのでしょうか。最近は債券の話題も見るようになってきました。来年にはリセッション入りすると見られているようですが、インカムではなくキャピタルゲインを求めるグロース系投資家はこれから覚悟が必要かもしれません。

 

インカムゲインキャピタルゲインのダブルパンチ

株式や債券でのインカム系投資はこれから報われるかもしれません。既に報われている状態かもしれませんが、リセッション入りで業績悪化がEPSを下げ、EPSが株価を下げ、というサイクルの中で底堅く、あるいは人気を集めて価格が上がるとかあるかもしれません。(債券は金利下げで)

高配当株投資に見られるように、元来インカム系の投資は常に不労所得のキーワードと共に魅力を放っています。これから成長力が失われる中で、着実に配当を出し、また増配する企業が一時代を作るかもしれません。また人気になれば株価も上がって行くでしょう。つまり、これからインカムゲインキャピタルゲインをともに得られる時代が来るかもしれないという事ですね。こんなにホクホクする時代は無いんじゃないでしょうか。

昨年まではキャピタルゲインで一夜にしてダブルバガーみたいな自慢大会をしてきたわけですが、今後はより一層インカム系の”爆益”Tweetが溢れるかもしれません。

 

まだ赤字企業で消耗してるの?

グロースと言っても所謂去年まで栄華を極めたハイグロースもあれば、割高とみられる水準で取引される大型の株までいろいろあるわけですが、とりわけ成長力で押してきたハイグロース株はEPSで見て赤字を垂れ流し続け、弱い相場の中でゴミのように扱われるかもしれません。

まだ赤字銘柄を買って消耗してるの?ということです。嘲笑の的でしょう。

 

バブルは終わった

バブルは終わってしまったので、株価がドーンと上がるようなことはしばらくなさそうですし、決算を見てもガイダンスで成長力が軒並み落ちてきている印象も強く、一時期のように前年同期比+100%みたいな世界観はもうどこにも無いように見えます。

そう、バブルは終わったのです。

たぶんこれから、配当金でこんなに貰った、インカム目当てだったのに最高値更新!などなど、そんなお祭りが来るのかもしれません。そんな中でグロース系に夢を託しているような人間たちは昔の栄華に固執する頑固な老人のようですらあるでしょう。

翻って、私の場合はグロース寄りな個別株のポジションを取っており、こんなことを考えつつも引き続き成長を主眼に買っていこうと思っています。グロースの冬が何年続くのか分かりませんが、自分が楽しい領域がそこなので仕方がないですね。

また私の場合は資産全体で見た時にインデックスの割合が非常に多いです。そういった意味で個別株だけで考える必要は無いから、という事情もあったりします。失敗したとて、インデックスで平均点は回収できますよー、という予防線を張っているという事ですね。

昨年までの栄華があまりに輝かしいため、今なお何か懐古する気持ちが無いわけではありませんが、冬を迎えるにあたって、ある程度の悪天候と投げられる嘲笑には耐える覚悟が必要かもしれません。

 

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