私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

相場が悪くなるとマーケットに足繁く通わなくなる

誰しも相場が良ければ元気であり、相場が悪くなると見たくもなくなるものです。順張り、逆張りと臨む姿勢も様々かつ反対方向のものがありますが、足繁く通わなくなった理由は問うてみると良いですね。

 

相場が悪くなると本業が忙しくなる不思議

相場が悪くなると本業が忙しくなる人が増える説があるんじゃないかと思っています。Twitter、ブログ、そういったものの更新が滞り始め、ポンと出てくるのが本業が忙しくなって、という理由です。何となくの感覚ですが、相場が良い時は本業でいっぱいいっぱいでもマーケットを見ているもので、悪くなると途端に本業が、という話になります。Twitterの更新がピタリと止む方々も大体時期は相場が悪いタイミングであり、相場が悪くなると全般的に盛り上がりに欠ける印象が出るのはこういうこともあってなのかなと思ったりします。

揶揄しているようですが、その後も投資を続けられている方も多くいらっしゃると思いますし、たまたまそういうタイミングで、という方もいらっしゃるかと思うので、別に何かドヤ顔をしたいわけではなく、傾向としてそんなことはあるんじゃないかと思っているというだけの話です。

 

円安騒動はどうなった?

マーケットに対する大衆という大きなまとまりでの反応は実に素直なのではないかと最近思い始めています。前述の本業忙しい説、Twitterの更新止まりがち説もそうですが、一時ワイドショーにまで登場していた円安騒動は今や見る影もありません。

こちらも話題になりましたが、為替の窓口で円をドルに替える人続出、みたいな記事もありました。正確に検証するようなことはしてませんが、この時期がちょうどピークだったようにも思います。

国会でも行政文章の件でひたすら時間を使っており、こちらも一時期盛んに討論されていた産業の国内回帰もどうなったのかよく分かりません。今でも円安の件について答弁を求めている人が居るのか知りませんが、喉元過ぎれば熱さを忘れる的にもはや話題にはならんのでしょう。

イナゴとはよく言われますが、本能的に人が群がっている所には関心が湧いてくるし、熱狂に包まれると我先にと駆け出したくなるものです。年始に福袋へ突進する老若男女よろしく、相場が良ければ我先にと買い漁っては騒ぎ立て、相場が悪くなると売るに売れず価格を見るのも嫌になる、そして人によっては離脱、という様相が何となく目に浮かぶものです。

 

マーケットを自分の都合に合わせない

私も株式投資が上手いわけでは全然ないので、日々つまらぬ自分の感情と戦っては負けて損失になったりしていますが、自分の都合が良い時だけ相場に取りつくのはやめようと何となく自分に言い聞かせています。自分の都合が良い時、というのは投資スタイルとして自分が勝負すべき時、という良い意味ではなく、自分が感情的に調子良い(=相場が良い)からチェックする、悪いからチェックしないという動物的な感覚のことです。

私がどういうつもりか、どういう考えか、何を望んでいるか、今のポジションは何をどの程度持っているか、今後の願望、そういうものはマーケットからするとどうでもいいことであり、資産規模から言っても1ミリどころか1ミクロンも影響を与えない存在ではあります。

休むも相場ですが、ただ単に機嫌が悪いから見るのをやめる、または投資を止めてしまう、というのは勿体ないかもしれません。いずれにせよ、相場は悪い時もあれば良い時もあるのであり、その振り子の中で動いているに過ぎないからです。遅かれ早かれ悪い相場は来るものですから、長期投資を標榜するのであれば耐えなくてはいけない時期は必ずやってくるものです。

 

↓ポチっと応援よろしくお願いします↓

にほんブログ村 株ブログへ