最近は短期投資の本を手に取って読んだりしていました。私は長期投資を希望していますが、短期投資で勝つ論理や考え方の中に、長期投資でも通用するものはあると思いました。
長期投資=善、短期投資=悪?
最近は短期投資の本を手に取ったりしています。
古典だったり現代の著名投資家さんだったりしていますが、短期投資で勝負をしている、してきた人たちが何を考えていて、何をしてきたのかなど読んでいると面白く、勉強にもなったという話です。私としては長期投資を希望しているので、これまで短期投資系の話は食わず嫌いな所もあったのですが、今一度手に取ってみると実に面白かったです。
一般的に、長期投資は良く、短期投資は悪いという主張がなされますが、最近の私は一定そうだと思いながらも、実際には両方ともに大きく勝てる人が居るのであり、市場が理論通り効率的でない以上は個別株も含めてどういった手法も十分に価値あるものであると思えるようになりました。一概に短期投資や個別株が悪いと盲目的には思わなくなったという事です。
短期投資で大きな資金を作れるんだ、と思いはしましたが、自分のささやかな”やっぱり”の失敗もあって自分には向いておらず今後もやるつもりはありません。
が、ただ否定するのではなく、短期投資で勝つ人が何を考えているのか、そういった深い所では長短関係ない投資の極意も隠れているように思っています。ファンダメンタルではなくテクニカルに読むことの大事さもインデックス投資単体だけやっていた時よりは理解できるようになりました。
あくまで自分が実際にやるやらないとは別次元の話です。
悪いのは一貫性のないつまみ食い
結局の所、個別株や短期投資で稼げる人はインデックス投資やバイ&ホールドといった投資をわざわざする必要は無いと思います。当たり前ですが、そんなことをするより稼げるからです。だから個別株が悪いとか、短期投資が悪いとか一概には言えないのは事実のように思います。
しかしありそうな失敗として、自分のことを振り返ると長期投資を短期投資のようにやってみたり、短期投資を長期投資のようにやってみたり、色々な論理や考え方を一貫性なく継ぎ接ぎで取り入れて臨む姿勢はあると思いました。キーワードは”一貫性”です。
自分の投資スタイルという大きなストリームの中で、それぞれの論理や考え方がどう1本に繋がっているのか、という視点無く、都合の良いものを都合の良い時だけ採用するようなバラバラした印象のことをやってはならないということですね。
投資は奥深いなと思います。個別株に手を出してから悩みや苦痛も増えましたが、一方で楽しく思えることも増えました。ザ・インデックス投資家からすると「趣味は投資でやるな」ということらしいですが、人間非合理なのでリスク管理をしながら投資で楽しむことも悪くないと私は思います。”リスク管理しながら”の前提はマストですが...
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