私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

【不要論】個別株の保有に握力は必要か

握力が試される展開、そんな相場が時折やってきますが、個別株の保有に対しては握力が必要なのでしょうか。

 

握力が必要”だった”

以前の私は握力を意識していた気がします。下げていく局面で、このまま保有すべきかどうかを考え、いやいやまだまだとばかりに手に汗握りながら握力勝負をしていた印象です。

しかし、取引ルールを一応は決めてから握力は意識しなくなりました。具体的には買いや売りの価格を決めたからなのですが、下がろうが上げようが私の感情関係なくルールが執行されていくイメージです。実際にはそこまで機械的でもないので、買うか売るかで悩むことは多々ありますが、以前に比べればその範囲も小さいですし、大した悩みでもなく思いきれるかどうかみたいな感じであり、最終確認程度のハードルになっています。

何か得体のしれないものを握っている感覚だと握力が試される感じがするのですが、スタートやゴールが見えているとその道中での価格変動で握力が意識されることは少なくなるように思います。価格変動することは大前提なので、予期せぬファンダメンタルの急変が無い限りは甘んじて受け入れながら共に歩むような感覚で投資できるようになりました。もちろん、それが正しいのかは分かりませんけど。

 

ノー握力で保有する

とりあえず足元では握力の強弱で銘柄を保有していないので、手に汗握る感覚はもうなくなってしまいノー握力状態になっています。

良くも悪くも損切りを含むポートフォリオの整理を通じて売ることに対して心のハードルが下がったのだと思います。売ってはいけないという誰からも強制されていない自分勝手なプレッシャーをかけていたわけです。

でも後から振り返って、買値がミスっていたら売るのが良いだろうし、企業としてイマイチになったのならこれまた売るしかありません。従業員でもないので会社を信じる必要もないですし(従業員であっても本来はその必要がないかもしれません。)、ダメならダメで売って他に行くというのが投資家の良い立ち位置でもあると思うようになりました。数千銘柄ある内の目の前の1銘柄に固執する理由など何もない、と今はそんな風に考えています。とはいえまだまだ悩むことも多いのですが、機械的に処理できないからこその苦労であり楽しみでありという事で、ここは半分趣味なのかもしれませんね。いずれにしても収益さえ上がれば何でもいい世界、それが投資の世界です。

 

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