決算を終えたRPRXですが、ポジションの縮小を開始しています。
ナンピンで積み上がったポジション
2020年から投資をしていたRPRXのポジションを縮小し始めました。この3年余りの保有期間中、断続的にはありますがナンピンをして来て、ポジションが積み重なってきていました。
ナンピン自体はごく最近していただけですが、その最中にもうこれ以上保有割合の観点から続けることが出来ないと思い始めていました。当たり前の話ですが、”無限”ナンピンなんてものは存在せず、取得単価を大きく下げるためには前回よりもさらに買わなくてはいけないというサイクルに入ります。こういう事を繰り返すと案外すぐに限界は来ますし、さらに続ければポートフォリオの割合が破壊され、ポートフォリオ全体のリスク管理が不可能になっていきます。
今回元々のポジションから1/3程度までは落とすつもりですが、このまま年末まで不調が続けば新NISAに向けた銘柄整理の対象となりますので、どの道年末全て売却することになります。RPRXに限った話ではないので今年の年末は他の銘柄も一掃されることと思います。
強き者を多く、弱きものを少なく
一時期ポートフォリオのリターンがRPRXに連動し過ぎる感覚があり、あまりに持ち過ぎていることを自覚し始めました。お世辞にもこの3年余りのリターンが良かったとは言えず、特に直近8か月、9か月くらいは一方的に下落して来ました。これは事実として良くない投資だったと現時点では言わざるを得ません。
あくまで今回反省していたり責めているのは自分自身であり、この銘柄が抱える様々な背景も含めた銘柄自体の何かを責める気持ちはありません。自分のポートフォリオ管理における失敗、ということです。
去年あたりから損切りするようにしてきましたが、損切りをすると含み損の銘柄自体が証券口座の画面から消えていきます。そんな画面を見ながら、強き銘柄をより多く、弱き銘柄はより少なく持つことがポートフォリオ全体のリターンに繋がるようにも思えてきました。（当然です。）
いずれにしても、RPRXについて自分自身がやるべきことは間違っていたと反省していますし、残り年末までの期間で何か光明が差せばそれに越した事はありません。しかし、当たり前ながらこの先の価格動向が分からない現時点では、この子のポジションはポートフォリオの中でここではないという結論に達しました。
未だに多くの”日本人”が保有しているであろうことが想像される特殊な銘柄ですが、視野を広げて自分が賭ける先が他にあるのであれば、そこの可能性を探ることも大事かなと思います。RPRXが腐ったわけではなく、これはあくまで私個人のポートフォリオ管理の問題です。信じる方はより一層強く向き合う事が必要な時期なのかもしれません。私はこのビジネス、やっぱり好きです。
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