私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

意地になってのめり込んでゴリゴリ買わないこと

米国個別株を多少弄りました。懸案のロイヤリティファーマ(RPRX)のポジションを多少縮小しています。

 

懸案のRPRX

足元株高で湧いているものの、自分のポートフォリオはと言えばあまり調子が良くありません。そもそもAIに関連してのハイテク主導であると思われ、今牽引している銘柄をポートフォリオに組み込んでいない時点で負け戦は確定しているようなものです。

現在、個別株ポートフォリオのトップにロイヤリティファーマがありますが、今回少しトリミングして損切りし、ポジションを落としました。ただ依然としてポートフォリオのトップではあり、今回は別のアイデアに資金を振り向けるための原資ねん出として実行しています。

 

ナンピンに無限無し

結果としてやっていたのがナンピンであり、絶対額での損失が膨らんでしまった事実があります。昨年9月以降、個別株の取り引きをルール化してから売ることへの抵抗感が小さくなったので、ルールに基づいて、あるいは覚悟を決めて売ってきた銘柄が数多くあります。その結果、現在足元の株高もあってほとんどの銘柄が含み益を抱えていますが、残るわずかな含み損銘柄がこのRPRXになっていました。

個別株を考えれば考えるほど資金量の少なさに思い悩むのですが、資金量が少ないとナンピンしても到底無限などではなくあっという間に限界が来るという当然のことを痛感しました。保有比率はどんどん上がり、単価を下げるためにはさらに多くの数を買わなくてはならず、とかなりの無限ループに結構早いタイミングで突入することになります。回数を重ねるほど炎上の度合いが深まるのです。

実際そこまで自棄になって買っていたわけではありませんが、当初の保有目標比率を無視して膨らまし続けた結果、ポートフォリオのRPRX化が当たり前のように進行し、インデックスに到底追いつかない状況になってしまっていました。

 

新NISAを見据えて

来年には新NISAがスタートするため、どの道年末時点で含み損の銘柄は余程の理由が無い限り売ってしまうしかありません。

 

shiawase-investor.hateblo.jp

RPRXはその中心にいることに間違いなく、この下期にパフォーマンスが劇的に改善しないと年を跨げないという制限があります。思えば22年12月の高値から、局所的に上げる場面はありつつトレンドとしては下げ続けているのであり、この残り6か月で劇的な改善に賭けるかどうかはかなり微妙です。そういう考えがあって、たまたま別のアイデアも見つかったためにそちらにリソースを割いたということです。

今回ポジションを減らしはしましたが、別にRPRXそのものを見限ったわけではなく依然としてポートフォリオのトップではあり続けています。下期も低調であれば、新NISAが契機となって一旦全売却になるというそれだけです。

意地になってのめり込んでゴリゴリ買わないことが大事だと思います。勿論この先大きく上げれば、あの時のめり込んでよかったなと思う訳で結果論にしかなりませんが、投資は今この時に先のチャートが見れない不確実性の中で判断することでもあります。後から買っておけば売っておけばとは良く思うものですが、”その後の”チャートが全て分かる今の自分が過去の自分を貶めるのはフェアではありません。あくまで全ては結果論です。

 

↓ポチっと応援よろしくお願いします↓

にほんブログ村 株ブログへ