資産形成の集大成として出口戦略があります。どうすればお金を使えるのでしょう。
取り崩しは出来るのか
「老後に資産の取り崩しは出来るのか?」
良くある問いの一つであり、できると言い切る人もできないと言い切る人も、どちらか悩む人もいる問題です。
一族の人柱となり子孫のために遺産を残そうとする場合を除き、基本的には資産形成の出口はお金を使う事にあり、DIE WITH ZERO的発想をすると使い切って死ぬことも考えられます。いずれにしてもお金は使うためにあるのであれば、最終的には何らかの形で資産の山を生活に使って行くことにはなるでしょう。
私の場合、これまでインカムを重視した投資をしてこなかったので、インデックスも投信であり基本的にキャッシュフローがかなり低く抑えられています。このまま突き進むと取り崩しするパターンになるのですが、正直取り崩しができると確信している訳ではありません。
資産形成の道中と出口戦略
実際の所、取り崩しできるかどうかの問いに対する答えを先延ばししているのが今の状態です。過去にインデックス投資をETFでするか、投信でするか決める場面があり、その時に意図して答えを先延ばしにしていました。
投資は率の世界ですが、お金を使うという視点では額の世界になります。そうなるとお金を使う視点からは元本や資産額の大きさという絶対額が大きい程有利になります。インデックス投資もそうなのですが、インカム狙いの投資も最終的にはどれだけの札束で殴れるかの泥臭い戦いであるとすれば、出口がどうであれまずは手持ちの札束が大きくないと始まらないと考えています。結局、今この瞬間でインカムは不要であること、資産額をとにかく積み上げたいこと、そういう理由で投資信託でのインデックス投資をしている状態です。
なので、最終的に取り崩しは出来ないと決まればそこからインカム重視の投資に切り替えることも視野に入っています。勿論長年の増配による高利回りの配当生活は手に入りませんが、最後は札束でぶん殴ることで一定インカムは得られると思っています。
資産形成の道中にも高配当のようなインカムが必要かどうかは考えが色々あると思います。私の場合、道中ではその必要はないと整理して突き進んでいますが、インカム重視の投資を最初からしていれば、最終的に必要な資産額は少なくて済む可能性もありますから、それはそれで合理的かもしれません。
出口戦略から一貫して同じ戦略であることも大事かもしれませんし、道中と出口で異なる戦略を取ることもこれまた大事かもしれません。最終的に何が正しいのかは最後まで分からないので、自分で考え納得した戦略を取ることが一番大事なのでしょう。
さぁ、私は取り崩せるんだろうか。
↓ポチっと応援よろしくお願いします↓