私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

個別株には悩みが尽きない

個別株の買い方で悩みが出てきました。昨年9月から取り組み始めたポートフォリオ変更の文脈にありますが、個別株投資には悩みが尽きません。

 

日本株の好調を横目に見て

日本株の好調さを横目に、米国株のイマイチさが出ている相場となっています。私もうまく増えておらず残念なのですが、個別株のポートフォリオをどう作って運用していくかに悩みは尽きません。

 

いくつかの悩み

最近は、

  1. 保有銘柄数
  2. 保有量の確保

に悩み始めました。

保有銘柄数

現在15銘柄ほどとなっていますが、やはり多い気が常にしていて10銘柄程度にした方が良いのではないかと悩んでいます。

保有銘柄が多いということは、他に要素はありますが基本的には分散傾向であるというのが一般的な見方であり、価格変動は抑えられがちになるということであります。現在の個別株ポートフォリオの規模を考えると、分散して投資するほど1銘柄当たりのインパクトが小さくなり過ぎてしまうなと日々の動きから感じています。もちろんその分下落時にも強かったりはしますが、インデックス+個別株で総資産を構成し、個別株も2割か3割というリスク管理をしている中でコンサバ過ぎるのではと思わぬでもありません。

また、本質的には一番伸びる銘柄に1点賭けすれば良いのであり、資金効率でも合理的であると思います。もちろん自分が強気だから株価が伸びるなんてことは無いので、リスクとリターンですが、結局の所はお金がどれだけ増えるかなので、逆にインデックス的に分散メインで10番手、20番手の銘柄まで組み入れる必要性がそもそもないというのは本質的だと思います。

よりリスクを取る意味でも、銘柄数を絞った上で1銘柄当たりの賭け金を厚く張るのも資金量を考えれば十分意味のある選択肢かなと思ったりしています。

 

保有量の確保

買い方の話ですが、エントリーに際してもかなりコンサバに買っていることに気付きます。何が起こるかというと、小額でのエントリーで株価が上がり、十分な保有量を確保しないまま株価だけ飛んでいくということが起きます。当然その後の買い増しでは平均価格を上げる羽目になるのですが、少量のためにその引き上がり方も結構大きいというので、機会損失と平均単価の切り上げでリスクが高まるという事象にあたっています。

結局、おかしなことに損失を出す(株価は下がる)ことを前提にエントリーしているから小額にとどまるのであって、そもそもの所でそんな引け腰で良いのですか、という素朴な疑問です。

 

リスクマネジメントは適正に機能していた

裏を返すと、ハイグロブームの終焉と金利引き上げの重荷相場を通じて、大暴落銘柄が続出する中で致命傷も食らわず平然と投資できてきたのはリスクマネジメントとしては機能していたからだともいえると思います。大きく賭けて失敗するということにはならないようにしてきた結果ですね。

しかし同時にかなり安全帯を張っての投資をしている訳で、攻撃力が削がれてしまっているとも言えるのです。私の場合、コアサテライトでインデックスをコアとし、その日中も高めることで分散は図っている訳であり、個別株でわざわざ手間をかけた上に質の悪いインデックスファンドのような運用をしても仕方がないのではないかと。

いずれにしても良い面もあれば悪い面もあるという話なので、どこに自分のバランスするポジションがあるのかを探り続け、自分なりの投資を確立できればなと思います。

 

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