日本株の上昇、エヌビディアの決算とAI相場、身の回りで起きることに打ちひしがれています。
「ゆっくり金持ちになろうと思う人はいない」という言葉の重み
これはバフェットの言葉として有名です。その言葉に改めてぶん殴られる気持ちになりました。字面を捉えて納得するほど簡単なものではないんだと改めて痛感します。
足元の相場で私は打ちひしがれています。朝起きて自分のポートフォリオの結果を見た瞬間、個別株なんかやめちまおうか、と思ってしまいました。
今後の話はさておき、直近足元で起きていることに非常に辛い思いを抱いています。
日本株の上昇
日本株がバブルの時期を取り戻そうとしています。日本株界隈の盛り上がりを見て、正直に悔しいと思いました。配当の恩恵も、株価上昇の恩恵も受けているのに自分は両方ともない。情けない限りです。
エヌビディアの超絶決算
エヌビディアが信じられない決算(ガイダンス)を出しています。それ以前からAI相場が来ていましたが、この決算で方向性が強まった印象にあります。これからはエヌビディアだという声も大きい中、個別株としては保有しておらず、目の前で爆発的に上げていくこの銘柄と付随する銘柄を見ながら、正直悔しいと思いました。自分は僅かなMicrosoftのポジションしか有しておらず、実に情けない限りです。
AI相場
MicrosoftのOpenAIとのタッグがリリースされて以降、これからはAIであるとの方向性が出てきました。日に日に具体化する各種AI実装の流れを受け、ハイテクの中でもAIの文脈にある銘柄が市場をけん引しています。この流れに乗れていないことは正直悔しいと思いました。実に情けない限りです。
一人資産が増えないことへの焦燥感
投資に限らず、周囲が上手くいっている(と感じる)状況は実に精神衛生上良くありません。周りは出世していくのに、周りは結婚していくのに、など日常でも色んな所で感じたりするアレです。
実際には客観的にそんなことは無かったりするのですが、悪く言えば被害者意識的であり、視野狭窄であり、と言えるのですが、そう思ってしまう心理があることは紛れもない事実だと思います。大なり小なり、投資に関係なくそういう思いに苦しむ人はたくさんいると思います。そして投資においては今自分がまさにそんな心境であるという事です。
実は、日本株の上昇やエヌビディアの決算、AI相場については冷静に振り返って仕方がない側面を見つけています。色んな意味でアホくさい話ですが、今そして当時の私には買えない理由はありました。日本株は投資対象外としています。エヌビディアはそもそも半導体株を投資対象外としています。AI相場は銘柄を見ていましたが買える水準にまで落ちていないと判断しました。(逆にわずかにポジションを取ったMicrosoftは買えました)
要は、そもそも投資する気なかった要素が2つ、投資のルールに沿って買えなかったのが1つ、という話であります。
前者については好みの問題なので、それはそうか、というだけの話ですし、後者については決めたルールを履行した結果できなかった、ということでルール自体がもっと精緻化できるのでは?という点は当然ありますが、ルールを守るという点ではちゃんとやったんだという事は言えます。
今目の前にあるのは結果でしかありません。結果こうなったというだけのことであり、ターニングポイントだった過去の時点ではこういう結果でない逆の結果も考えられたわけです。その中で選択した結果が将来から見ると誤りだったということなので、過度に今の時点から過去の自分を詰問するのもフェアではありません。しかし、シンプルに辛いのです。
ゆっくり金持ちになろうと思う人はいない、とも言えますし、ゆっくり金持ちになれる人がいない、ともいえるかもしれません。ゆっくりの道中には険しい時期が必ずあるからです。売り払ってしまうタイミングはたくさんあります。バフェットを真似できないのは当然テクニカルなスキルもありますが、こういう胆力を持ちえないからでもあるかもしれません。
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