私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

実はバフェットはもうすでに死んでいるのかもしれない

92歳になっているウォーレンバフェット。バフェットフリークではないのですが、投資をしていると一番よく出会う投資格言の主でもあります。しかし実は彼はもう死んでいるのかもしれないとか馬鹿なことを考えたりしました。

 

格言の主が格言に背く?

具体的に検証したような話ではありません。ただ流れてくるニュースを見ていると、あれ?と思う事や何となく感じる違和感がある人も多いのではないかと思います。直近でもTSMCを比較的短期で売り抜けたりしていますが、長期投資は脳死のホールドを指すわけではないので、結果的に短期でサヨナラすることも当然あろうと思うものの、なんとなくの違和感が残るものです。

優秀なファンドマネージャーの晩年と切っても切り離せないのが資産額の増加による投資行動の制約です。好調な成績故に資金が集まるものの、資金規模が大きくなると小型株に投資できなくなり大型株に投資対象が絞られることで、これまでの勝ち筋が容易に再現できなくなるような事象ですね。

バークシャー保有銘柄はappleが断トツの1位になるわけですが、今のバークシャーが中小型株でポートフォリオインパクトを与えるような投資は出来そうにありません。あまりに資金が多すぎるからです。バフェット自身が中小型株に強みを持っているのか知りませんが、ポートフォリオに対してそれなりの割合を買おうとすると当然の如く投資先企業の時価総額は関係ある話にはなると思います。

バークシャーは傘下の保険業から資金を得ているのであり他人からの資金が増えるという話ではないです)

 

知っているバフェットと知らないバフェット

バフェット=長期投資と言える人ですが、私たちが頭の中で想像する彼と92歳になり巨額過ぎる資金を持つ今の彼ではその姿が大きく異なるのかもしれません。実際の運営がどうなっているのか全く知りませんが、投資の神様とはいえ92歳の人間が未だに投資判断の微に入り細に入りを決裁しているようにも思われず、実際にも後継者?としての投資担当者はいらっしゃるようです。

日本株への注目を高めてくれたバフェット。商社株の件では”バフェットが”商社株に投資をした、と言われますが、実際どこまで”バフェットが”決めたのかはよく分かりません。正しくは”バークシャー”が決めたのであり、厳密には”投資担当者(責任者)が”決めたのであって、バフェットはふんふん話を聞いていただけ、ややもするとノータッチ(これは流石にない)かもしれないなぁ、なんて思ったりします。いずれにしても”バフェットが””バフェットの”と言われますが、どこまで本当に”彼が””彼の”ものかがもはや分からないのです。

ふと目に入った話にハイテクが伸びていく中で彼が低迷していた時代の話がありました。ハイテクに投資せず(できず?)パフォーマンスも輝くものではなく、業界からは過去の人だと思われどこか終わった老人のように見做されていた時です。結局Appleポートフォリオの1番に持ってきつつ、ゲイツと親交を持ちながらMicrosoftには投資せずの彼ですが、実際問題Microsoftに投資していたら今とは比べ物にならないポートフォリオのデカさになっていたかもしれません。勿論その時はバリュー投資家、とは言われない彼かもしれませんが。

いずれにしても投資の神様も絶えず言われていたことではなく、直近でも金利引き上げ前のハイグロ相場、古くはハイテク伸長の時代では埃を被った過去の人だと思われていた期間もあり、同時にその期間も決して短くは無いように思います。その点で、リーマンショックやコロナショックといった危機が彼に登場の場を与え、こうして人生も最終盤でまた彼にスポットライトを当てたのかもしれません。そういうタイミングの良さという点では神様なのかもしれませんが。

事実として彼の人生もそう遠くない時期に終わるのであり、いよいよ様々な投資が”バフェットの”と言われない時代がすぐそこに来ています。私自身もバフェット銘柄という黄金のキーワードに反応してしまうのですが、今やそれが本当に”バフェット”銘柄なのかは分からず、そう遠くない時期には完全にそうではなくなります。アイデアに詰まった時、バフェット銘柄に惹かれる自分もいるわけですが、彼はもうすでに死んでいるのかもしれないと物騒なことを考えると、確かに投資の判断は自分でしないといけないよな、という原点に立ち返ることもできるのです。

 

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