私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

何も考えずに良い買い物をしたい人が溢れる株式市場

ジム・クレイマーが番組で言っていたことを見て反省しています。

 

銘柄はこうやって買う

過去にジム・クレイマーが自身の番組で株の買い方、つまり銘柄選定の仕方を具体例と共に話していたようです。そちらを拝見し、率直に反省をしました。

彼は思考過程としてこういう風に考えるんだ、という事で具体銘柄を挙げ一例としています。大きく上がった株があった、その理由は決算だった、カンファレンスコールを聞いた、CEOは取引先の内特定の業界が引き続き強いと言っていた、同業のカンファレンスコールを聞いた、そちらのCFOも受注残が多いことを言及しており、中でもコントラクターは強いと言っていた、ではそれが周知の事実なのかアナリストレポートを読んでみた、またその分野で強い他の銘柄を見てみた、株価は冴えない、この気付きはまだ周知されていないかもしれない、ウォッチリストへ。

買う銘柄について、その根拠を他人に説明できるのが重要なんだ、と彼は結ぶ。

書き連ねましたがこんな具合のようです。正直、真新しいことが多いという類の話ではないのですが、1銘柄の動きからしっかり追いながら派生させ、次のアイデアに結び付けるまでちゃんと考えてます?という彼の問いだと感じまして、個人的には率直に反省しました。

 

個別株で勝つという事

個別株で指数をアウトパフォームと言葉では言ってみますが、言うほど簡単でもないということを改めて思い知らされます。雰囲気投資家を脱却したいと売買ルールなどを考えてきましたが、結局の所えいやで買っていること自体は変わらず、本質的には雰囲気で投資しているに過ぎないと改めて思った次第です。

それでも、設定した売買ルールのお陰で、今までのようにその日その日見た時の相場で下がっているから買っちゃえ、売っちゃえ、というような日々の売買は抑制されてきました。フルポジ病然りで、買付ボタンと売却ボタンを押すこと自体の”楽しみ”というのは中毒性があるものです。むしろ投資することの楽しみというのはそのボタンを押す瞬間にしかないのかもしれないとも思います。つまり、買いもせず売りもせず、ただウインドウショッピングしていることはじれったいし、詰まる所楽しくないという事でしょう。

個別銘柄を手に入れるためには、ちゃんと考えないといけないし、調べないといけないし、我慢もしないといけません。そういう基礎基本の所で改めて気づきを得られたように感じます。

個人的に個別銘柄に対してできるようになったこととできないこと、もっとやった方が良いと思いつつそのままにしていること、そういうことはたくさんあります。今回の話にあった個別銘柄への”ホームワーク”はまさに自分がもっとやるべきであると思っていることであり、ある意味一番不足していることのようにも思いました。

何も考えずに良い買い物をしたい私のような人が溢れているのが株式市場なんだと痛感した次第です。

 

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