私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

悲惨な個別株投資の振り返り

今年はナスダックを中心に大きく株価が上げてきたこともあり、総じて資産は増えていますが、米国個別株に絞って見ると、指数に全く勝てない悲惨な結果となっています。

 

今年に入り全く勝てない個別株

今年に入って米国個別株のポートフォリオが全く指数についていけない状況が続いています。勿論、前提として指数をアウトパフォームするのは尋常でなく、プロですら一握りの人たちしか実現できないハードルです。あくまで目安として観察しているに過ぎませんが、個別株を弄る以上願わくばアウトパフォームしたいというそれだけの話です。

改めて振り返ると、今年に入って指数に勝てた月は1つか2つしかなく、黙ってインデックス投資していれば良かったと言えるような状況が続いています。遡って22年以前を見ると比較的伍した動きをしていましたので、今年に入って格段にパフォーマンスが相対的には悪化していることが分かります。

確かに去年までは含めていなかったキャッシュポジションも計算に入れるようにしたため、特にこういう株が強い時期にはフルポジションである指数に置いていかれる要因にはなりますが、それにしても弱すぎる状況が目立ちます。

 

上期の振り返り

昨年9月頃から取引にルールを設けて取り組んでいます。その過程で元々のポートフォリオから相当数入れ替えた状態で今に至ります。先日ロイヤリティファーマ(RPRX)のポジションを少し縮小しました。上期に追加投資をしていましたが、ポートフォリオに占める割合が高くなり過ぎており、RPRXの振るわないパフォーマンスにポートフォリオが大きく連動してしまうような形になっていました。今後やこの銘柄自身の評価は別として、この3年以上振るっていない銘柄に引っ張られる形は良くないと判断してのことです。(ただ依然としてRPRXは高い割合で保有

今年に入り、OpenAIが契機となってAI相場が上昇をけん引しているような形です。ハイテク中心の相場になっており、中でも時価総額の大きいメガテックに大きく投資していない限り指数についていくことは困難です。時価総額加重平均の指数にとって、時価総額上位の銘柄がけん引する状況ほど指数が強くなってしまいます。代表的にはエヌビディアなど、こういう銘柄に大きくリソースを割いていないと付いていきようがない足元の状況です。既に下期に突入しており、来年には新NISAが控える中で個別株の投資にも若干の心理的障壁がありますが、RPRXへの投資を振り返って反省すべき点は反省し、この先に活かしていく他ありません。

いずれにしても、保有銘柄の中での一際パフォーマンスの悪い銘柄が保有割合のトップであるポートフォリオを構築してしまったことは失敗であり、悪いパフォーマンスの影響を強く、好調なパフォーマンスの影響を弱くしてしまう最悪の状況になっていました。結果としてナンピンしてしまったRPRXですが、資産規模や割合を加味して追加投資はすべきであり、また同時にナンピンの限界も想像以上に早くやって来るものだと当たり前のことながら今更体感、認識出来た次第です。

またこの上期を通じて、RPRXしかネタは無かったのかという自分自身の問題もあります。実際いくつも失敗して来ましたが、そもそも投資に向けた準備が不足しているからネタがなく、数少ないネタに縋りつくがために目の前の1銘柄に集中してしまうような環境ができてしまうとも言えます。まだポジションを軽くしてから数日ですが、ポートフォリオの動きは若干軽くなった印象もあります。(UNHが爆上げして救われているだけとも)

いずれにしても、今回失敗だと思った事は学びに変えて、今後の投資に活かしていくことが必要です。

 

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