私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

悲観と歓喜の狭間で身勝手な投資行動により身を亡ぼす僕へ

自分勝手な思いで銘柄を眺め、昨日まではまだ買いたくないと思っていたものが今日には買いたくなり、下落してくれと思っていた銘柄が今は上昇してくれと頼み、投資は実に身勝手な思考と行動を掻き立ててきます。

 

悲観と歓喜の狭間で

今年はハイテク中心にNASDAQが歴史的な上昇をしている状況です。去年の悲劇的な状況から転じて資産爆増タイムとなっています。日々株価を眺めながら、自分勝手な投資にひた走る自分に釘を刺さずにはいられません。人間は実に都合の良い生き物です。

昨日までは「まだ買うのは辞めておこう」と思っていたのに、今日には「今買わないと間に合わないかも」なんて思っています。「もう少し下落したら買おう」なんて思っていたのに、いざ下落すると「まだ待とう」なんて思います。もっと買っておけば良かった、とか買わなければ良かったなんてことは良くあることです。

耐えず悲観と歓喜が渦巻くマーケットですが、調子の良い時にはそれを後押しする情報が、調子が悪い時には逆風な情報がそれぞれ増えるような感覚になります。ついこの間までオワコンと言われていた銘柄が今花形のど真ん中、みたいな状況は常々続いてきました。Microsoftもオワコン指定されていたんですからね。バフェットもです。今オワコンのキャシーもこの先どうなるかは分からないですし、少なくとも2年前くらいまでなら神様仏様と崇められていました。

マーケットというのは人間が作り出した鏡みたいなものですから、イコール世間そのものでもあると思うのですが、そういう意味では人間の手のひら返しというのは本当に華麗なものだなと思います。

 

変わったのは銘柄ではなく僕

足元の株高で多くの銘柄が飛んでいきました。あれだけ買えそうな銘柄があったのに、今やウォッチリストはただ眺めるだけの状態になってしまっています。

人間はどうして株高の局面で買いたくなり、株安の局面で売りたくなるのでしょう。

まさにこれがマーケットが人間の鏡みたいなもので、自分自身のその根源的な衝動を映し出しているようにも思うのです。鶏と卵ですが、買いたいから株高であり、売りたいから株安であり、とそんな風にも思えてくるのです。

投資手法には色々とあります。逆張りもあれば順張りもあるわけで、株高の局面でも収益を取りに行くやり方もあります。あとは自分がどの手法や考え方で今この時に取りに行っているかの整合性確保が問題になります。いずれにしても、衝動的な欲望による売買は本来決めていた自分の方針や考え方を歪めて実行される場合があるとは改めて考えておきたい所です。

落ち着いて投資をしよう。

自分の航路を守ろう。

進んでいる航路自体が間違っている可能性も大いにあるのも事実ですが、何かに流されて自分が無いままに利益を出したり、損を出したりというのは持続可能性に乏しい結果にしかならないと思います。それにしても、株買いたいなぁ。

 

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