税制調査会の答申で一部界隈が炎上中です。増税、負担増に対する敏感さもこの上なく高まっており、SNSを見るとその内容はともかく辟易としてしまう今日この頃です。もうさ、つべこべ言うのやめて資産作りに行くしかないんだよね。
炎上案件の増税
日本は給与が上がらない、とセットなのが増税や負担増の話題です。諸外国を引っ張り出して来たり、自分の給与明細を晒したりとあの手この手で発信されておりますが、毎日毎日がこんな状態で辟易とする方も多いのではないかと思います。私はしています。
当たり前ですが、誰しも自分の手元に残るお金を多くしたいし、受けられる国民サービスは拡充を望むものです。貧富それぞれで求める政策は異なれど、最終的に行き着くのは「俺の金を寄越せ」ということで違いはありません。当然、私だってそう思います。
少子化対策もこの文脈にあり、子供を作り育てるためにもっと金を寄越せ、だし、独身の俺はどうするんだ、子育てが終わった私たちはどうするんだ、とかそれぞれ置かれた立場で自分の利益を失わない、あるいは得られるようにすることで罵詈雑言を厭わない状態です。子供＝経済動物のように見える時もあり、もう本質を見失った金の奪い合いに見える時もあります。
日本語が読めてない批判
今回、NISAに課税だとか奨学金にも課税だと騒がれておりますが、どうやら元の資料を見る限りNISAに課税などとは一言も言っておらず、元の記事（ソースも大した信頼度が無いタイプ）がそう見えるように切り取って文章化しているような代物のようです。
昨今流行りの陰謀論含めて、改革派というか左派というか批判的な人々というか、そういう偏向色の強い人たちは特に日本語の文脈や行間、そもそも一次情報にあたらず加工された日本語しか読んでないなど、情報の収集と解釈にかなり難がある気がしています。別に政権を擁護するしないということではなくて、単純に出された意図ある記事をそのまま事実のように誤認したまま大きい声で暴れているように見えますよ、ということです。政治的思想それ自体というより、物事の進め方の問題です。
自分にできることで自分を作っていく
ここで政策論や与党の擁護や批判をしたいのではなくて、もうこういう踊らされているようなことで声を大にして騒ぎまくり、時には罵詈雑言も交えて暴れ散らすのやめようぜ、という事を自戒として思います。私も少子化対策での支援含めてもっとこうして、ああしてというのに躍起になっていたことがありますが、もうそういうことはやめようと思いました。疲れました。
それよりも自分のコントロールがより効く所で自分の人生を作っていった方が将来のためにはなりそうです。勿論、支援が充実すれば必要な生涯資金は小さくなるし、負担が増えれば逆に大きくなるので無関係だと言うつもりはありません。そして当然選挙にも行くし、自分なりの政治思想もあっての意見も言います。が、結局そんなもの社会がどうなるかにフォーカスしていても自分の人生が良くなっていきません。
極端な話、何十億も何百億もあるいは10兆円くらいお金を持っていれば社会がどうなろうとそれなりに生きていけると思います。勿論そんな額を稼げようもないので全然少ないお金でやりくりしていく訳ですが、でも資産を作ればそれなりにそういう話題に依存しなくても良いようにはなっていきます。お金があれば万事OKとは全く思いませんが、自分にできることの1つに投資があるとは思っています。
自分の人生を作り生きていくために、なるべく自分のコントロールが効く部分で前向きに取り組むことが大事なのだと思います。
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